1年で聖書を!
◆ マラキ書1-4
◆ 黙示録22
聖書のみことば 詩篇40:1-5
 
私を滅びの穴から、……引き上げてくださった。そして私の足を巌の上に置き、―詩篇40:2

デボーション日記をつけ始めて20年という節目を少し前に迎えました。始めた頃のページを読み直してみると、これでよく続けられたものだと驚きます。しかし今では、仮にお金をもらったとしても、やめることはできないでしょう。

私にはデボーション日記から、得られるものがあります。前進と失敗は、両方とも人生の旅の一部であることが、経験から分かります。大きな問題が解決されたときの記述を読むと、神の恵みを思い出します。現在直面している問題に役立つ洞察やヒントを、かつての葛藤の記述を通して得ることができます。最も大切なことは、デボーション日記が、神が私の人生に、確かにたゆみなく働いておられることを明らかにしてくれるということです。
 
詩篇の大部分は、デボーション日記のようなものです。それらは、苦難のときに神が助けてくださったことを記録しています。ダビデは詩篇40篇に記しています。「私は切なる思いで主を待ち望んだ。主は、私のほうに身を傾け、私の叫びを聞き、私を滅びの穴から、泥沼から、引き上げてくださった。そして私の足を巌の上に置き、私の歩みを確かにされた」(1-2節)。神の真実をもって救い出してくださったことを、後年、思い出したくなったなら、ダビデはこの詩篇を読み返すだけでよかったのです。

デボーション日記をつけることは、あなたにとっても有益でしょう。あなたの人生の旅路で、神が教えようとしていることをはっきりと認識して、神のご真実さを振り返ることができます。

(Dennis Fisher)

過去の神の真実さを振り返ることは、未来への希望をもたらす。