1年で聖書を!
◆ ハバクク書1-3
◆ 黙示録15
聖書のみことば Ⅰコリント15:50-58
 
死よ。おまえの勝利はどこにあるのか。死よ。おまえのとげはどこにあるのか。―Ⅰコリント15:55

研究者たちは、癌の治療法やアルツハイマー症の謎を解く手がかり、その他さまざまな難病を克服する方法を発見しようと、たゆみなく励んでいます。しかしある日、朝刊の見出しに「死が滅ぼされた!」と書かれていたら、どうでしょう。あなたは、信じますか。信じることができるでしょうか。

キリストを信じる者にとっては「死は滅ぼされた」、と新約聖書は宣言しています。死は動きを封じ込められ、かつての能力を奪われました。聖書は語っています。「しかし、朽ちるものが朽ちないものを着、死ぬものが不死を着るとき、『死は勝利にのまれた』としるされている、みことばが実現します」(Ⅰコリ15:54)。
 
その日、天の御使いたちは「恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです」と羊飼いたちに告げました(ルカ2:10-11)。この良い知らせは、それを受け入れるすべての人のために伝えられました。キリストの降誕は、「死」の終焉の始まりでした。「死のとげは罪であり、罪の力は律法です。しかし、神に感謝すべきです。神は、私たちの主イエス・キリストによって、私たちに勝利を与えてくださいました」と聖書は述べています(Ⅰコリ15:56-57)。

これが、私たちがクリスマスを祝う理由です。

(David McCasland)

キリストの降誕は人類のもとに神を来たらしめ、キリストの十字架は神のもとに人類を来たらしめる。