影響の源
◆ ホセア書12-14
◆ 黙示録4
彼らはペテロとヨハネとの大胆さを見、……驚いたが、ふたりがイエスとともにいたのだ、ということがわかってきた。―使徒4:13
ノーベル賞は毎年、様々な分野で並外れた貢献をした人々に授与されます。この人たちは、経済学、物理学、文学、医学、平和活動の分野で先駆的な働きをし、世の中に影響を与えました。これらの人たちにとって、受賞の連絡を受け取るときは、長年の研究や活動の苦労が最高の形で報いられたときです。彼らが世の中に与えた影響力の源は、最高のものを追求しようと惜しみなく犠牲を払ってささげてきた時間と労力です。
反対者のために祈る
◆ ホセア書5-8
◆ 黙示録2
自分の敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい。―マタイ5:44
バイブル・カレッジに入ったころから、大胆にイエスのことを語り始めました。この新しい習慣のせいで、人間関係に摩擦が起こったのは言うまでもありません。それがはっきりしたのは、高校時代の友だち同士で集まったときです。個人伝道をした若い女性は、「この人、私がどこで永遠を過ごすのかを心配してくれているんですって!」と笑いました。私の信仰を知っていた友人のエドは、冗談めかして「古い荒削りの十字架に万歳三唱!」と言いました。私は彼に卑しめられ、拒絶されたような気がしました。
ちょっとしたこと
◆ ダニエル書5-7
◆ Ⅱヨハネ
慈愛の父、すべての慰めの神が……どのような苦しみのときにも、私たちを慰めてくださいます。―Ⅱコリント1:3-4
ニューヨーク市のある大学の医学部では、老人医療を専攻する学生に少し奇抜な実習をさせています。それは、老人ホームの入居者として10日間暮らすことです。そして、車椅子を操作したり、ベッドからリフトで持ち上げられたり、座ったままでシャワーに手を伸ばしたりすることがいかに大変かを体験します。ある学生は、ちょっとしたことが大違いなのだと学びました。例えば、入り口の名札を下の方につけると誰の部屋かを見つけやすいとか、テレビのリモコンを手の届く範囲内に置くとずいぶん助かる、などです。