Month: 7月 2011

時代遅れ

1年で聖書を!
◆ 詩篇4-6
◆ 使徒17:16-34
聖書のみことば Ⅰテモテ2:8-10; ローマ12:1-2
 
私は願うのです。……女も、つつましい身なりで……身を飾り、―Ⅰテモテ2:8-9

私たちは、21世紀の前半部分を猛スピードで駆け抜けています。そんな中で、昔ながらの基準を疑問視する人たちが増えています。自分をクリスチャンだと言っている10代のアメリカ人アイドルが、自分の服装について話したことも、その顕著な例です。控えめな服装というクリスチャンの基準や露出度の高い彼女の服装に対する批判を、彼女は「そんなの古いわ」と一蹴したのです。

職業上の危険

1年で聖書を!
◆ 詩篇1-3
◆ 使徒17:1-15
聖書のみことば ピリピ1:12-18
 
私の身に起こったことが、かえって福音を前進させることになった
―ピリピ1:12

私の職業は言葉を扱うことです。自分で文章を書いたり、他人の文章を編集したりしますが、どちらの場合も、話の受け手が内容を理解できるように工夫します。私にとって、人の文章の問題点を見つけることや、それを訂正することは、大抵の場合、それほど難しいことではありません。(自分の文章の場合は、そうでないこともあります。)

問題を前にして

1年で聖書を!
◆ ヨブ記41-42
◆ 使徒16:22-40
聖書のみことば 民数記13:25-14:9
 
ただ、主にそむいてはならない。その地の人々を恐れてはならない。……主が私たちとともにおられるのだ。彼らを恐れてはならない。―民数記14:9

健康診断の結果が悪かったり、信じていた友だちに裏切られたり、子どもが反抗したり、配偶者が去っていったりなど、人生には必ず問題が起こります。起こるかもしれない問題に際限はありませんが、それに対して取り得る道は、ふたつだけです。自分で何とかするか、真実の神に助けを求めるかです。

再会する家族

1年で聖書を!
◆ ヨブ記38-40
◆ 使徒16:1-21
聖書のみことば Ⅰテサロニケ2:4-12
 
あなたがたの間で、母がその子どもたちを養い育てるように、優しくふるまいました。―Ⅰテサロニケ2:7

私の住むコロラドスプリングスでは、「いのちを祝う同窓会」が29年間にわたり毎年催され、特別な人たちが再会しています。これは、コロラドスプリングス小児記念病院の新生児集中治療室にいた元患者が、医師や看護師、職員と再会する集会です。ベビーカーに乗った乳児もいれば、10代の若者もいます。子どもたちの両親も来て、彼らの生命を救い、生きるチャンスを与えてくれた人たちに感謝します。ガゼット紙のエドワード・パイク記者のレポートによると、病院のボブ・カイリー医師は「すべてのスタッフにとって、自分がなぜこの仕事を続けているのかを再確認させてくれるときです」と語ったそうです。

誓約の力

1年で聖書を!
◆ ヨブ記36-37
◆ 使徒15:22-41
聖書のみことば 創世記2:18-25
 
それゆえ、人は……その妻と結ばれ、―マタイ19:5

私が身に着ける貴金属はふたつだけです。ひとつは結婚指輪で、もうひとつは小さなケルト十字のペンダントです。指輪は、妻のキャロリンに終生、節操を尽くすことを誓った証です。また十字架は、この誓いを立てたのは妻のためだけではなく、主イエスのためでもあることを忘れないようにするためです。死によって離れ離れになるまで、妻に誠実を尽くすように、私は主イエスに命じられています。

フュージョンマン

1年で聖書を!
◆ ヨブ記34-35
◆ 使徒15:1-21
聖書のみことば 詩篇55:1-8
 
そこで私は言いました。「ああ、私に鳩のように翼があったなら。そうしたら、飛び去って、休むものを。―詩篇55:6

空を飛ぶことは、ギリシャ神話のイカロスの時代から人間の夢でした。イブ・ロッシーは、その夢を実現させました。彼は、耐熱服を着た自分の身体を飛行機の胴体に見立て、エンジンを搭載した2枚の翼を背中に背負いました。そして2004年、スイスのジュネーブ近郊で初飛行に成功し、「フュージョンマン」と呼ばれるようになりました。それ以来、何度も空を飛んでいます。

人生にふれる

1年で聖書を!
◆ ヨブ記32-33
◆ 使徒14
聖書のみことば ガラテヤ6:6-10
 
善を行うのに飽いてはいけません。―ガラテヤ6:9

ダンは高校の卒業式で、15分間のスピーチをすることになりました。卒業までの道のりについて語り、お世話になった人たちに謝辞を述べる内容でした。

友と呼んでくださる

1年で聖書を!
◆ ヨブ記30-31
◆ 使徒13:26-52
聖書のみことば ヨハネ15:9-17
 
父から聞いたことをみな、あなたがたに知らせたからです。……あなたがたが行って実を結び、―ヨハネ15:15-16

友情とは、相手の心を知り、自分の心を打ち明けることだ、と定義する人がいます。私たちは自分を大切にしてくれる人を信頼し、信頼した人には心を打ち明けます。その内容を私たちの害ではなく、益になるように用いてくれると信じるからです。また、相手も同じように私たちを信頼して、心を打ち明けてくれます。

十字架論争

1年で聖書を!
◆ ヨブ記28-29
◆ 使徒13:1-25
聖書のみことば Ⅰコリント1:17-25
 
十字架のことばは、……神の力です。―Ⅰコリント1:18

アメリカ合衆国連邦最高裁判所は、公共の場に宗教の象徴物、ことに十字架を認めるべきかどうか議論しました。問題になっている十字架は、第一次世界大戦の戦没者を追悼して1934年に立てられたもので、キリスト教の伝道のために立てられたものではありません。しかし、AP通信に寄稿されたマーク・シャーマンの記事によると、ある退役軍人は、「十字架はキリスト教の力強いシンボルであって…他のどんな宗教のシンボルでもない」と主張しています。