1年で聖書を!
◆ イザヤ書41-42
◆ Ⅰテサロニケ1
聖書のみことば ルカ10:38-42
 
彼女にマリヤという妹がいたが、主の足もとにすわって、みことばに聞き入っていた。―ルカ10:39

飛行機の搭乗を待っていたとき、私が牧師だと小耳に挟んだ人が、話しかけてきました。彼はキリストを信じる前の人生について語り、それは「罪と自己陶酔」の日々だったと言いました。しかし、彼はイエスと出会ったのです。そして、自分の生活がどれほど変わり、どれほどの奉仕をしてきたかも語ってくれました。それは興味深い話でした。しかし、彼の話は、神のために非常に多忙だったということで、神と非常に親しく交わってきた、というものではありませんでした。それで、「先生、正直なところ、なぜ、こんなにも心が満たされていないのだろうと思うのです」という質問には、少しも驚きませんでした。

新約聖書に登場するマルタは、この人の気持ちを理解できると思います。イエスを客として招き、彼女は頑張って働きました。しかしそれは、イエスに集中できない、ということでもありました。そこで、手伝わない妹をイエスにたしなめていただこうとしました。私たちの多くは、同じ間違いを犯します。私たちは、神に良いことをしようと多くの時間を費やしますが、神を良く知るためには、あまり時間を使おうとしません。
 

飛行機で知り合いになった人へのアドバイスは、イエスがマルタに語ったルカの福音書10章41~42節のみことばです。私は言いました。「時間の使い方を変えてください。奉仕のペースを落として、神を知ることに時間を使ってください。神のみことばを読んでください。あなたの心に、神が啓示されるように、そうしてください。」

神と一緒に過ごせないというなら、それは過剰な忙しさです。

(Randy Kilgore)

天の御父は、子どもたちと時間を過ごしたいと切に願っておられる。