誰の手柄か
クリス・ランガンは、アルバート・アインシュタインより高いIQの持ち主です。ムスタファ・イスマイルの上腕二頭筋は約80センチで、約270キロを持ち上げます。ビル・ゲイツの資産総額は数兆円だと言われています。並外れた才能や莫大な財産を持っていると自分を過大評価しがちかもしれませんが、そうでなくとも、私たちはみんな自分の功績を認めてもらいたいと願っています。どんなに小さなことでも成果が上がると、人の心には「誰の手柄だろう」という疑問がわきます。
感謝の涙
夫婦で聖餐式に参加したときのことです。一人ひとりが前に進み出て、パンと杯を長老か牧師から受け取ってくださいと言われました。牧師や長老たちは、一人ひとりに「イエスがあなたのために犠牲になってくださいました」と語りかけました。聖餐式は型どおりの習慣になりがちですから、このような特別なやり方で聖餐にあずかって、私たちは感動しました。席に戻ってから、ゆっくりと静かに通り過ぎる人たちを見ると、目に涙を浮かべている人が少なからずいました。礼拝の後で数人の友人は、感謝で目が潤んだと言っていました。
神が人生を変えた
パソコン業界の先駆者、アップル社のスティーブ・ジョブズ氏が2011年に亡くなったとき、世界中から100万人以上が、オンライン上で彼に賛辞をささげました。その内容は等しく、ジョブズ氏がいかに自分たちの人生を変えたかでした。彼らは、ジョブズ氏の創造的な革新のおかげで、それ以前とはまったく違う生活をしていると言いました。そして、そのことに感謝し、彼を失った悲しみを表したかったのです。あるタブレット型コンピュータには大きな字でiSad (アップル社の製品iPadをもじって「私は悲しい」と表した)と書かれていました。
休息の木
私の仕事場の向かい側のとうもろこし畑には、不思議な光景があります。農場主は一帯の木を切り倒してとうもろこしを育てているのですが、不思議なことに、畑の中に1本だけ木が残っていて大きく枝を広げています。しかし、謎が解けました。その木には目的があったのです。
お心ひとつで
モリーはパパに助けて欲しかったのですが、言い出せませんでした。パパはパソコンで仕事をしているときは、邪魔されたくないのです。今、話しかけると機嫌をそこねるかもしれないと思って、できませんでした。