避け所
マレーシアのクランにある教会の会堂に入ったとき、来訪者を歓迎する額の言葉を見て興味をそそられました。そこには、「重荷を負う者のための避け所」とありました。
変わる力
教育学者でありベストセラー作家でもあるトニー・ワグナー氏は、「抜本的改革」を唱えています。つまり、世の中が当たり前と思っている考え方や、やり方を変えるということです。彼は、「革新者―世界を変える若者をつくる」という著書で次のように語ります。「一生懸命であるなら、革新はあらゆる分野で起こり…適切な環境と機会が与えられれば、ほとんどの人は、もっと創造的に、もっと革新的になることができる。」
フラフープから学ぶ
子どもの頃、大好きだったフラフープが、また流行っています。当時、私は友だちのスージーと庭の芝生で何時間も過ごし、技を極めようとしたものです。私たちは、どちらが長くフープを回しつづけられるかを競い合いました。今年は、あの頃の思い出に浸ることがよくありました。
何を期待するか
著書 「偉大なる奇跡」の中で、C.S.ルイスは次のように述べています。「ある建物の中に、どれだけかの人がいるとします。半分の人たちは、そこをホテルだと思っており、もう半分の人たちは刑務所だと思っています。そこをホテルだと思っている人は、我慢できないひどい所だと言い、刑務所だと思っている人は、思いのほか快適な場所だと言います。」
神を待つことを学ぶ
チャ・サスーンは69歳の韓国人女性です。3年間挑戦しつづけて、ようやく試験に合格し、運転免許を取得しました。孫たちを動物園に連れて行ってあげるために、ぜひとも運転がしたかったのです。
旗を掲げる
女王エリザベス二世は60年以上、英国の君主です。この女王としての特徴は、寛大さと品位です。エリザベス女王は、国民により良く仕えるために骨身を惜しみません。その結果、彼女は国民に深く敬愛されています。そういうわけですから、バッキンガム宮殿に旗が掲げられることが、いかに大切であるか分かるでしょう。旗が掲げられているということは、女王がロンドン中心部のこの宮殿にいることを意味します。この旗は、女王が国民とともにいるという公式の声明です。
忠実な助け主
父は子どもの頃、農場で育ちました。家の手伝いとして、飼っていた豚に残飯をやらなければなりませんでしたが、この仕事が大嫌いでした。というのも、畜舎に入ったとたん、お腹を減らした豚に押し倒されそうになるからです。忠実なジャーマン・シェパード犬、シュガーベアがお供をしてくれなければ、到底やり遂げられなかったと言います。シュガーベアは父と豚の間に割って入り、父が仕事を終えるまで、豚を押し留めてくれました。
ピンクの羊
スコットランドのグラスゴーからエジンバラに向かって、のどかで美しい田園地帯を抜けるドライブを満喫しているとき、面白い光景に出会いました。小高い丘の頂に、ピンク色の羊の大きな群れがありました。
使い捨て
私たちは、これまで以上に「使い捨て」の文化の中で暮らしています。カミソリ、ペットボトル、プラスチックのスプーンやフォーク、紙皿等々、少し考えるだけで思い当たるものがいくつもあります。私たちは、これらを使っては捨て、新しいものと取り替えます。