Month: 7月 2019

貫いた信仰

ハララン・ポポフの人生は、1948年のある朝、玄関の呼び鈴の音で激変しました。キリスト信仰を理由にブルガリア警察に逮捕され投獄されたのです。それから13年間、鉄格子の向こうで、力と勇気を祈りながら過ごしました。虐待を受けながらもともにおられた主を信じ、福音を仲間の囚人たちに伝え、多くの人が信じました。

決して遅すぎない

義母が心臓発作を起こしましたが、幸いにも処置が早くて助かりました。主治医によると、重症の場合、15分以内に適切な処置をした患者の生存率は33パーセント、それ以後は5パーセントだそうです。

実地指導

私の6歳の息子オーウェンは、新しいボードゲームをもらって大喜びでしたが、説明書を読んでも遊び方が分かりません。それを知っている友だちが来て初めて、プレゼントを楽しむことができました。

その方はどんなお方?

新婚旅行の帰り道、空港で列に並んでいると、少し離れた所にいる男性に気づきました。目配せする私に、夫はちらっと見て「誰?」と言いました。私は興奮して、その俳優の有名な役の名を早口で言うと、彼のところに行って、一緒に写真を撮ってもらえませんかと尋ねました。私は24年経った今も、このことを楽しく人に話します。

旅が続く

聖書のみことば:Ⅱペテロ1:5-11

だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、―Ⅱコリント5:17

僕の人生の救い主になってくださいと81年前の今日、9歳の少年がイエスに祈りました。少年の母は「クレアが今日歩みを始めた」と書き残しています。

クレアは私の父です。父はキリストとともに80年以上歩み、キリストに従う決心をした「旅立ちの日」を心に刻んでいます。霊性の成長とは、生涯にわたってつづくプロセスであり、一回限りの出来事ではありません。では、新生したクリスチャンが、その信仰を育んで霊性を成長させるには、どうすればよいのでしょう。父の生活をずっと見ていて気づいたのは、以下のことです。

父はいつも聖書を読んで、神に対する理解が増すように努めていました。また、毎日必ず祈っていました(歴16:11、Ⅰテサ5:17)。聖書を読んで祈ることは、私たちを神の御そばに引き寄せてくれ、誘惑に負けないようにしてくれます(詩119:11、マタ26:41、エペ6:11、Ⅱテモ3:16-17、Ⅰペテ2:2)。父が神への信仰と従順によって神に完全に降参すると、聖霊によって「御霊の実」が育まれていきました(ガラ5:22-23)。私たちは、人に証をしたり、人に仕えることを通して、神の愛を示すことができます。

父の信仰の旅はまだつづいています。私たちの旅もつづきます。何という特権でしょう。「私たちの主であり救い主であるイエス・キリストの恵みと知識において成長」(Ⅱペテ3:18)させていただける絆を、私たちは持っています。

救いは一瞬の奇跡だが成長は一生つづく取り組みだ。