イーグル号が月の「静かの海」に着陸し、アームストロング船長は「これはひとりの人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍だ」と言いました。彼は月面を歩いた最初の人でした。彼の後輩、アポロ計画最後の船長ジーン・サーナンは次のように語りました。「ダイナミックで圧倒されるような地球、私はそこにいたし、あなたがたはそこにいる。…それは余りにも美しく、とても偶然の産物とは思えない…あなたがたや私より、もっと大いなる誰かがいるはずだ。」深宇宙を体験しての重い言葉です。

預言者エレミヤもまた、万物を造り維持される神の偉大さを語ります。万物の創造主が、愛と赦しと希望をご自分の民に与える中で、ご自分を親しく現すと約束されました(エレ31:31-34)。エレミヤは「太陽を与えて昼間の光とし、月と星を定めて夜の光と」される神の偉大さを明言しています(35節)。創造主であり全能の主なる神は、万物の上に君臨され、ご自分の民を贖う御業を完成されます(36-37節)。

私たちには、天の広大さや地の基の深さ、宇宙の複雑さを測り知ることはできません。しかし、空や月や万物を造られたお方を畏れ敬い、信頼することはできます。