コロラド州の教会の牧師、チャド・グラハムは、近隣の低所得の人の地域を車で走りながら住民のために祈りました。小さなコインランドリーを見かけて中に入ると、利用客でいっぱいでした。その時、乾燥機を使いたい人に硬貨の持ち合わせがないかと尋ねられました。それがヒントになり、グラハム師と教会の人たちは、週一で「ランドリー・デー」を始めました。教会員は硬貨と洗剤を寄付し、利用客とともに祈り、ランドリーのオーナーを支援しています。

この教会の伝道は、イエスの大宣教命令、「わたしには天においても、地においても、いっさいの権威が与えられています。それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け…なさい」(マタ28:18-20)に応えるものです。聖霊がご臨在されると、コインランドリーでも伝道所になります。また、イエスは「わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます」(20節)と約束されたので、自分たちだけで伝道するのではありません。

グラハム師はその真理を体験しました。ランドリーでジェフというガン患者と祈り、目を上げると、店内の客が皆、一緒に祈っていたのです。彼は「牧師として味わう最も神聖な瞬間だった」と述べています。さあ、私たちも行って、福音を宣べ伝えましょう。