金魚のモンストロ
レイシーはペットショップで水槽の底に横たわっている弱った金魚を見つけました。もう10歳だといいます。病斑で黒ずんでいました。レイシーは、それを引き取り、童話ピノキオのクジラにちなんで「モンストロ」と名付けました。専用の水槽に移して、毎日世話をしました。モンストロは徐々に回復して元気に泳ぎ出し、身体は元の色になりました。レイシーの献身的な世話でモンストロは新生したのです。
災害によって立ち返る
北ヨーロッパは、1717年、大洪水に見舞われました。オランダ、ドイツ、デンマークで1万4000人が亡くなりました。オランダのフローニンゲン州の歴史資料には、興味深い、しかし、当時としては当然の対応が記されています。当局は「祈りの日」を呼びかけ、市民は教会に集い、説教を聞き、詩篇を歌い、何時間も祈ったと記録されています。
計り知れない富
火星と木星の間を公転している小惑星プシケの組成は、金、鉄、ニッケル、プラチナなどだと推定されています。お金に換算するなら、途方もない額になるでしょう。この豊かな資源はまだ手つかずですが、米国にはその鉱石の検証を目的とする探査機を送る計画があります。遥か彼方の莫大な富は、興味と欲望を駆り立てます。その宝を求めてプシケに向かおうとする人々がいずれ必ず現れるでしょう。
大胆に立つ
イリノイ州のある町では犯罪の40%が家庭内での暴力です。これは教会員にも関わる問題ですが、なかなか言い出せることではありません。そこで、地域の牧師たちが立ち上がりました。暴力の兆候を見抜くための講習を受けたり、この問題に取り組むNPOを支援したりして、見て見ぬふりはしない、主にあって勇敢に立ち向かう、と示しました。「私たちの祈りと思いやり、身に着けた知識や技術、ネットワークは、大きな変化をもたらしています」とひとりの牧師は語っています。