母を看病するために、家族や友人から遠く離れた町のがん治療センターにやってきました。心細く不安でしたが、荷物を運ぼうとした時、笑顔の素敵な人が助けてくれました。フランクです。母のいる6階に着く頃には、彼に付き添う妻のロリにも会おうと決めていました。私たちはすぐに打ち解け、家族のようになりました。共に神を仰ぎ、互いに頼り合いました。一緒に笑い、愚痴を言ったり、​​泣いたり、共に祈ったりしました。ホームシックを感じながらも、私たちは、支え合う中で、愛の絆を深めていきました。

ルツは、義母ナオミについてユダヤに行く決心をし、慣れ親しんだ町の安心感を手放しました。その地では、「畑で落ち穂を拾い」ました(ルツ2:3)。畑の管理人が地主のボアズに、ルツは「ほとんど家で休みもせず、ずっと立ち働いてい」ると告げました(7節)。懸命に義母を養おうとするルツ。彼女はその中で、安全と配慮をくれる人たちに出会いました(8-9節)。そして、神は、ボアズの気前の良さを用いて、ルツとナオミを養われました(14-16節)。

居心地のよい場所から遠く離れざるをえないことが起こるかもしれません。しかし、神とつながり、人とつながっているならば、神は私たちを愛の絆の内に守ってくださいます。