足元をすくわれるとはこのことです。婚約者の裏切りが分かったのです。その前の恋人も不実でした。ですから、初めてのバイブルスタディーで、神は愛だと聞くと、ジョジーは「これも詐欺かしら」と思いました。信じたら、また傷つくのではないかしらと。

ジョジーのような辛い経験をすると、愛の約束に対して、疑心どころか恐怖心さえ覚えます。神の約束に対してでも、何か裏があるかもしれないと思います。しかし、それは違います。聖書は、私たちはまだ罪人であったのに、キリストは私たちのために死なれたと語ります(ロマ5:8)ジョジーも「神が私のために死なれたことで私に対する愛はすでに証明されていると気付きました」と語ります。彼女は、罪ゆえに離反していた自分に神が手を差し伸べてくださり、イエスの死によって救われたと理解しました(ロマ5:10、Ⅰヨハ2:2)。そのおかげで、私たちは赦(ゆる)され、主と共に永遠に生きることができます(ヨハ3:16)。

神の愛をいぶかることがあったなら、キリストがあなたのために十字架にかかられたことを思い出しましょう。神は真実なお方ですから、神の愛は、信頼できる約束です。