Month: 1月 2025

神との新しい始まり

レンブラントが1633年に描いた『キリスト昇架』には、イエスがはりつけにされた十字架を立てようとする4人の男が描かれています。その一人に光が当たっていますが、彼の服装はイエスではなく、レンブラントの時代のもので、彼が好んだ帽子をかぶっています。顔立ちもレンブラント自身のようで、「私の罪がイエスを殺した」と言わんばかりです。

神と共に歩む

フィットネスの専門家たちは、心肺の健康のために走ることが有益だと説いてきました。しかし、近年、歩くこともさまざまな意味で健康に役立つという研究結果が報告されています。アメリカ国立衛生研究所は、1日に8000歩以上歩く成人は、1日4000歩しか歩かない人に比べて、向こう10年間の死亡リスクが低いといいます。

真実のために偵察する

自分の間違いに気付かず、自己の正しさを信じる傾向が、人にはありますが、それは「兵士の思考」があるからだと、ジュリア・ガレフは自著で語ります。それは、自分が信じているものを正当化し、それを脅かすものから守ろうとする心理ですが、より有益な考え方は「偵察者の思考」だといいます。偵察の主眼は、脅威の排除ではなく、完全な真実の探求です。きれいごとではなく、不都合でも、不愉快でも、何がそこにあるのかを正直な目で正確に理解したいと思います。このような考え方の人は、生涯にわたって理解を深めていける謙虚な心を持っているといえます。

神は行動される

エリンは真面目で勤勉な事務員でしたが、不正行為の嫌疑で、調査中は出勤停止になりました。会社を辞めて抗議しようかと思いましたが、辞めるとかえって怪しまれるので、調査結果を待った方がいいと忠告されました。それで退職を思いとどまり、神に正義を示してくださいと祈りました。数カ月後、彼女の無実が証明されました。