短期伝道旅行でブラジルに行き、アマゾンのジャングルで教会堂の建設に関わりました。土台はできていたので、柱、壁、窓、鉄の梁(はり)、屋根瓦などを、巨大なレゴを組み立てるように合わせて、最後に壁を塗りました。雨季の最中の建設作業を心配する人たちもいましたが、神の恵みで、豪雨は免れました。さまざまな障害はありましたが、地元の人たちの助けも得て、記録的な速さで完成させました。

エルサレムの城壁を再建しようと捕囚の地から帰還したネヘミヤとイスラエル人たちは、多くの問題に遭遇しました。敵は壁の再建計画に激怒して、彼らを侮辱しました(ネヘ3:33-35)。しかし、ネヘミヤは祈り、人々は共に忍耐しました。聖書は、「わたしたちは城壁の再建を始め、その全長にわたって高さの半分まで築いた。民には働く意欲があった」(38節)と語ります。敵に脅迫されると、イスラエル人は祈り、作業する間も警護の手を緩めませんでした(4章)。彼らは52日で壁の再建を完了させました。

私たちは時に、難しい仕事に直面します。問題が次々に起こり、私たちも主にある兄弟姉妹もくじけそうになるかもしれません。しかし、そんな時こそ、神の助けによって勝利する時になり得るのです。大雨を差し止めてくださる神を信頼し、神の力を得て乗り越えましょう。