
主の愛で愛す
ナチス占領下のフランス、ル・シャンボンで、5千に上る人命が、住民の努力で守られました。救われた人の中には多くのユダヤ人の子どもがいました。町の人たちが、故郷を追われた人たちを自宅や農場にかくまったのです。アンドレ・トロクメ牧師は、教会の人たちに「あなたたちは寄留者を愛しなさい。あなたたちもエジプトの国で寄留者であった」(申10:19)という御言葉を語り、逃げて来た人たちを助けるように促しました。それを聞いた町の人たちも、牧師の主張に共感して協力したのです。

徹底的に清く
寒さの厳しい冬のある日、教会がホームレスの人たちに配るため200個の包みを作っていました。献品の中に新品の手袋、帽子、靴下、毛布が十分にあるように祈りながら……。温かい汁物と軽食も一緒に配ります。その時、タオルを見つけて驚きました。私は、彼らが寒さをしのぎ、腹を満たすことばかり考えていましたが、体を洗って清潔にすることを考えていた人もいたのです。

最大の証拠は変化
ジャーナリストのリー・ストロベルは、無神論者で、イエスの復活も信じていませんでした。ところが、妻がイエスを信じたことで、彼女の信じる主張を持ち前の分析力で検証しようと思い立ちました。そして調査研究を2年間した後、神に降伏しました。復活とキリスト信仰の信ぴょう性を全面的に受け入れたのです。

キリストを着る
ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションでファッション心理学を教えているローズ・ターナー氏の研究は、服装が人の思考や行動、そして感情に与える影響についてです。衣服は身体に触れる「第二の皮膚」であり、その時々の自分の役割や状況に適切に対応できるように手助けをしてくれると言います。たとえば、ユニフォームを着ると仕事モードになり集中力が高まります。また、思い出の詰まった古い服は、緊張を強いられるときに、平常心を保つ力を与えてくれます。
