家庭菜園のスイカのつるが伸びすぎて他の野菜の苗に巻き付きだしました。そこでそれを除去し、巻きひげが伸びるごとに切り取って、トマトやピーマンがふっくらしたつやつやの実をつけるまで、その作業を繰り返しました。

スイカのつるが庭にはびこったように、不健全な物欲、支配欲、嫉妬、性の欲望、恨みや憎しみなどの罪は、人の心にはびこる危険性があります。放置しておくと、悪い「つる」は成長し、「絡みつく罪」(ヘブ12:1)となって、私たちの考え方や願い、行動を支配し、健全な人格形成の妨げになります。

ヘブライ人への手紙の著者は、「自分に定められている競走を忍耐強く走り抜」くことができるように、「すべての重荷や絡みつく罪をかなぐり捨て」なさいと勧めます(1節)。まずは、自分で自分を救うことはできないと認めなければいけません。倫理的な罪など大した問題ではないと思っているかぎり、そこから解放されることは難しいでしょう。

自分の心の問題を認めて変わりたいと告白するなら、イエスはその祈りを歓迎し、あなたを即、赦(ゆる)してくださいます(Ⅰヨハ1:9)。そして、思考や行動パターンを変える道を教えてくださり、聖霊の力で、人としての成長を妨げている縛りから解かれるように助けてくださいます。