短い仮眠を効果的に取ることを戦略的仮眠と呼び、ガイドラインがあります。例えば、従軍中の兵士は、アドレナリンの過剰分泌、孤独、不安により睡眠が不足すると、リラックスできません。ガイドラインは、耳栓の使用や就寝前の読書を推奨します。仮眠後の眠気を軽減するために、カフェイン入りの軍用ガムも提供されます。

休息が必要なときに、かえって眠れない。私たちは、そんな経験をしますが、ダビデ王も同じでした。彼は、息子アブサロムに反逆され、都から荒野に逃げ、同行の兵士たちは各々頭を覆い、裏切りに声をあげて泣きました(サム下15:30-31)。まさに「その地全体が大声をあげて泣く中」(23節)、兵士たちは進みました。ダビデは「主よ、……多くの者がわたしに立ち向かい……」(詩3:2)と叫びました。しかし、過去のつらい夜の体験を思い出し、次のように祈りました。「身を横たえて眠りわたしはまた、目覚めます。主が支えていてくださいます。……決して恐れません」(6-7節)。状況を支配するのは、アブサロムではなく神だからです。レビ人が担いでいた契約の箱さえも都エルサレムに返しました。自分の将来は、完全に神の御手の中にあると認めていたからです(サム下15:25-26)。

日中、苦難の中を歩むと、眠りは浅くなりがちですが、そのこと自体、自分の体さえ自分ではコントロールできないという教訓です。しかし、神は支えてくださいます。神を信頼するなら、心安らかに休むことができるように助けてくださいます。