カズトと妻ミギワは、不安な気持ちで心エコー検査の結果を待っていました。彼女の肝機能は9カ月以上悪化し続けていて、夫の肝臓の一部を早急に移植することになっていました。ただ、彼女の心臓の状態が改善しなければ、手術はできません。前回の検査では、わずかに改善の兆しがありました。

しかし、今回はこれまでで一番悪い結果でした。カズトは言います。「泣く妻を慰めた後、私も一人で泣きました。でも、待つことは時間の無駄ではありません。ヘンリ・ナウエンが書いているように、何も変化がないように見えても、地中で種が育つように、神が素晴らしいものを育んでおられるのです」

彼の神への確かな信頼は、ダビデ王の言葉と重なります。「主を待ち望め 雄々しくあれ、心を強くせよ。主を待ち望め」(詩27:14)。神は私たちの「光」「救い」「砦(とりで)」(1節)です。暗闇で希望を与え(3節)、試練のただ中で慰め(13節)、「仮庵」(5節)にかくまい守ってくださいます。

祈りがすぐに応えられないように見えても、神のご性質は変わりません。私たちはこのお方を信頼し、思いの丈を御前に注ぎ出したなら、自分の心にこう言い聞かせることができます。「雄々しくあれ、心を強くせよ。主を待ち望め」(14節)。神は私たちと共におられ、私たちのために今も御業を続けておられます。