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寄稿一覧 Ade Chandra

私にとどまりなさい

1年で聖書を!
◆ 伝道者の書1-3
聖書のみことば ヘブル13:1-8
 
金銭を愛する生活をしてはいけません。いま持っているもので満足しなさい。主ご自身がこう言われるのです。「わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。」―ヘブル13:5

英国サッカーにとって毎年恒例のハイライトは、FAカップ(FAはサッカー協会の略。世界最古のサッカー協会なので国名がつかない)の決勝戦です。この日は100年以上も前から、興奮、祝祭、そして戦いの日です。しかし、何よりも私を魅了するのは、試合の開始のときです。試合は伝統的な賛美歌39番「日暮れて四方は暗く 」を歌うことで始められるのです。

失敗を恵みに

1年で聖書を!
◆ 箴言29-31
聖書のみことば ヨハネ21:15-19
 
主よ。あなたのみもとに帰らせてください。私たちは帰りたいのです。―哀歌5:21

芸術家のジェームス・ハベルは「失敗は贈物だ」と言います。ハベルは、作品の制作中に気に入らないところが出てきても、決して初めからやり直したりしません。むしろ、その失敗を生かす方法を探し出し、より良い作品を作るのです。失敗は誰にでもあります。

ドリアン・グレイ

1年で聖書を!
◆ 箴言25-28
聖書のみことば マタイ23:23-31
 
おまえたちは白く塗った墓のようなものです。墓はその外側は美しく見えても、内側は……あらゆる汚れたものがいっぱいです。―マタイ23:27

ビクトリア朝時代の小説「ドリアン・グレイの肖像」は、人前に出たときの自分と本当の自分が、随分と違っているかもしれないことを教えています。若くてハンサムなドリアン・グレイが自分の肖像画を描いてもらいました。彼は自分が老いていくのが我慢できず、自分の代わりに肖像画の中の自分が老いていくように願いました。

人生における最高のもの

1年で聖書を!
◆ 箴言22-24
聖書のみことば 箴言23:1-18
 
富を得ようと苦労してはならない。―箴言23:4

昔から「人生で最高のものは、お金では買えない」とよく言われます。まさにその通りだと思いますが、中には人生で最高のものには高くて到底手が出せないと思っている人もいるようです。近頃、私を唸らせた広告があります。それには、「人生の最高のものは物ではない」とありました。まったく言い得て妙です。

トラブルの原因は

1年で聖書を!
◆ 箴言19-21
聖書のみことば ヨシュア記7:1-13
 
あなたがたの罪の罰があることを思い知りなさい。―民数記32:23

庭の芝生がおかしいのに気づきました。何が原因なのかは分かりませんが、とにかく芝生が枯れていきます。それで少し調べてみると、原因がはっきりしました。モグラです。この、小さくてどん欲な食虫動物が、手入れの行き届いた芝生の真下を這い回って食べ物を探すので、芝生がめちゃくちゃになってしまったのです。

話し方を学ぶ

1年で聖書を!
◆ 箴言15-18
聖書のみことば 箴言18:1-15
 
悪いことばを、いっさい口から出してはいけません。―エペソ4:29

マサチューセッツ工科大学で認識学の研究をしているデブ・ロイ博士は、自分の息子が生まれてから3歳になるまでの生活を記録して、人間の言語習得過程を研究しました。ロイ夫妻は家中に音声レコーダーや録画装置を置いて、20万時間以上にも及ぶ子どもの声や画像を収録しました。

家庭を開放する

1年で聖書を!
◆ 箴言12-14
聖書のみことば 使徒18:1-4
 
自分も同業者であったので、その家に住んでいっしょに仕事をした。彼らの職業は天幕作りであった。―使徒18:3

マックス・ルケードは著書「長生きするには」の中で次のように書いています。「ホスピタリティー(もてなし)は、素晴らしい交流の扉を開く。ホスピタリティーとホスピタル(病院)の語源が同じラテン語なのは偶然ではない。どちらも同じ結果、つまり癒しに至るからだ。

学んだふたつの教訓

1年で聖書を!
◆ 箴言8-11
聖書のみことば 申命記8:1-10
 
あなたの神、主が、この四十年の間、荒野であなたを歩ませられた全行程……あなたを苦しめて、あなたを試み―申命記8:2

法律に従うことの大切さについてのデボーションエッセーを「デイリーブレッド」に書いてほどなく、私は1,400キロほどを走る旅に出かけました。制限速度を遵守しようと決意していました。ところが、ニューメキシコ州の小さな町を出たころで、私は制限速度の標識を見落とし、スピード違反の切符を切られてしまいました。

蟻のサファリ

1年で聖書を!
◆ 箴言4-7
聖書のみことば 箴言6:6-11
 
蟻のところへ行き、そのやり方を見て、知恵を得よ。―箴言6:6

マーク・モフェットは著書「蟻を巡る冒険:何兆もの蟻との地球規模のサファリ」の中で、蟻に強く心を引かれたと幼い頃の思い出を語っています。蟻に対する興味は大人になっても失われることなく、モフェットはハーバードで博士号を取得するや、蟻の専門家として世界中を旅することになりました。