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寄稿一覧 Ade Chandra

オービーの目印

1年で聖書を!
◆ 詩篇13-15
◆ 使徒19:21-41
聖書のみことば エレミヤ書5:21-31
 
主よ。私は、あなたのさばきの正しいことと、あなたが真実をもって私を悩まされたこととを知っています。―詩篇119:75

ゴルフのルールでオービーと言えば、アウトオブバウンズ、つまり、ボールが境界を出て、プレーを続けられない区域に入ったという意味です。もし、その選手のボールがアウトオブバウンズになるなら、彼には1打罰が課せられ、もう一度やり直さなければなりません。

人の心を見る

1年で聖書を!
◆ 詩篇10-12
◆ 使徒19:1-20
聖書のみことば Ⅱコリント5:12-21
 
私たちは今後、人間的な標準で人を知ろうとはしません。―Ⅱコリント5:16

ノースカロライナ州のギリーンスボロで1960年の2月1日、全学生が黒人である大学の4人の学生が、街の食堂の「白人専用」の席に座りました。その学生のひとり、フランクリン・マケインは、近くに座っていた年配の白人女性が、自分たちを見ているのに気づきました。そして、人種差別に反対してわざとこのような行為をしている自分たちを、冷たい眼で見ているのに違いないと思いました。ところが数分後、その女性はマケインたちのところに歩いて来たのです。そして、彼らの肩に手をのせ「私ね。あなたたちのことを尊敬しているわ」と言いました。

年老いたパウロ

1年で聖書を!
◆ 詩篇7-9
◆ 使徒18
聖書のみことば ピレモン1:1-9
 
年老いて、……パウロが、……わが子オネシモのことを、あなたにお願いしたいのです。―ピレモン1:9-10

自分の60歳の誕生日が来て、私の人生観はすっかり変わりました。私は以前、60代の人たちは「年寄り」だと思っていました。バリバリと働ける年数は、あとどれだけ残っているだろうと考えると、せいぜい10年ほどだろうと思いました。こんな不毛な考え方をしばらくしていたのですが、ふと、現役で働きに貢献している85歳の同僚がいることを思い出しました。それで、彼のところに行って60歳以降の人生について尋ねると、彼は過去25年間に、神がどれほど素晴らしい奉仕の機会を与えてくださったかを話してくれました。

時代遅れ

1年で聖書を!
◆ 詩篇4-6
◆ 使徒17:16-34
聖書のみことば Ⅰテモテ2:8-10; ローマ12:1-2
 
私は願うのです。……女も、つつましい身なりで……身を飾り、―Ⅰテモテ2:8-9

私たちは、21世紀の前半部分を猛スピードで駆け抜けています。そんな中で、昔ながらの基準を疑問視する人たちが増えています。自分をクリスチャンだと言っている10代のアメリカ人アイドルが、自分の服装について話したことも、その顕著な例です。控えめな服装というクリスチャンの基準や露出度の高い彼女の服装に対する批判を、彼女は「そんなの古いわ」と一蹴したのです。

職業上の危険

1年で聖書を!
◆ 詩篇1-3
◆ 使徒17:1-15
聖書のみことば ピリピ1:12-18
 
私の身に起こったことが、かえって福音を前進させることになった
―ピリピ1:12

私の職業は言葉を扱うことです。自分で文章を書いたり、他人の文章を編集したりしますが、どちらの場合も、話の受け手が内容を理解できるように工夫します。私にとって、人の文章の問題点を見つけることや、それを訂正することは、大抵の場合、それほど難しいことではありません。(自分の文章の場合は、そうでないこともあります。)

問題を前にして

1年で聖書を!
◆ ヨブ記41-42
◆ 使徒16:22-40
聖書のみことば 民数記13:25-14:9
 
ただ、主にそむいてはならない。その地の人々を恐れてはならない。……主が私たちとともにおられるのだ。彼らを恐れてはならない。―民数記14:9

健康診断の結果が悪かったり、信じていた友だちに裏切られたり、子どもが反抗したり、配偶者が去っていったりなど、人生には必ず問題が起こります。起こるかもしれない問題に際限はありませんが、それに対して取り得る道は、ふたつだけです。自分で何とかするか、真実の神に助けを求めるかです。

再会する家族

1年で聖書を!
◆ ヨブ記38-40
◆ 使徒16:1-21
聖書のみことば Ⅰテサロニケ2:4-12
 
あなたがたの間で、母がその子どもたちを養い育てるように、優しくふるまいました。―Ⅰテサロニケ2:7

私の住むコロラドスプリングスでは、「いのちを祝う同窓会」が29年間にわたり毎年催され、特別な人たちが再会しています。これは、コロラドスプリングス小児記念病院の新生児集中治療室にいた元患者が、医師や看護師、職員と再会する集会です。ベビーカーに乗った乳児もいれば、10代の若者もいます。子どもたちの両親も来て、彼らの生命を救い、生きるチャンスを与えてくれた人たちに感謝します。ガゼット紙のエドワード・パイク記者のレポートによると、病院のボブ・カイリー医師は「すべてのスタッフにとって、自分がなぜこの仕事を続けているのかを再確認させてくれるときです」と語ったそうです。

誓約の力

1年で聖書を!
◆ ヨブ記36-37
◆ 使徒15:22-41
聖書のみことば 創世記2:18-25
 
それゆえ、人は……その妻と結ばれ、―マタイ19:5

私が身に着ける貴金属はふたつだけです。ひとつは結婚指輪で、もうひとつは小さなケルト十字のペンダントです。指輪は、妻のキャロリンに終生、節操を尽くすことを誓った証です。また十字架は、この誓いを立てたのは妻のためだけではなく、主イエスのためでもあることを忘れないようにするためです。死によって離れ離れになるまで、妻に誠実を尽くすように、私は主イエスに命じられています。

フュージョンマン

1年で聖書を!
◆ ヨブ記34-35
◆ 使徒15:1-21
聖書のみことば 詩篇55:1-8
 
そこで私は言いました。「ああ、私に鳩のように翼があったなら。そうしたら、飛び去って、休むものを。―詩篇55:6

空を飛ぶことは、ギリシャ神話のイカロスの時代から人間の夢でした。イブ・ロッシーは、その夢を実現させました。彼は、耐熱服を着た自分の身体を飛行機の胴体に見立て、エンジンを搭載した2枚の翼を背中に背負いました。そして2004年、スイスのジュネーブ近郊で初飛行に成功し、「フュージョンマン」と呼ばれるようになりました。それ以来、何度も空を飛んでいます。