十分に成長した
孫はジェットコースターの列に走って行って、身長計を背にして立ち、十分な背丈があるか確認してもらい、大丈夫だと分かると大喜びしました。
祈りの卵
コマドリが我が家のデッキの軒下に巣を作り、安全な場所に草を詰めた後、卵を温め始めました。私は毎朝、その様子を楽しんで見ていましたが、なかなか変化は現れません。卵がふ化するのに2週間もかかりました。
赦すために召された
パトリック・アイルランドは、コロラド州コロンバイン高校の銃乱射事件で負傷した生存者です。彼は長い回復の途上で、恨みから解放されないと傷は深くなるばかりだと学びました。赦しの鍵は、人にされた悪ではなく、イエスがしてくださったことに焦点を合わせることでした。キリストは十字架上で、自分を苦しめる者たちのために「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです」と言いました(ルカ23:34)。こうして祭司ザカリヤの預言が成就したのです(1:77)。
微笑むイエス
映画でイエスを演じるとしたらどうしますか。これがブルース・マチアーノの挑戦でした。彼は、1993年の聖書映画『マタイ』でイエス役でしたが、多くの人のイエス像が自分の演技で決まってしまうかもしれないと思い、大きなプレッシャーを感じていました。マチアーノはイエスの姿を示してくださいと真剣に祈りました。
イエスのように祈る
硬貨にはふたつの面があります。英語では、表は「ヘッド」と呼ばれ、ローマ時代初期から国の元首を描くことが多いようです。裏は「テイル」と呼ばれ、英国の10ペンスの裏に描かれた紋章のライオンの尾に由来します。
旅立ちを呼びかける声
若い頃、高校時代の彼と結婚すると思っていました。しかし、別れてしまい、漠然とした未来が広がっているようで、何をすべきか悩みました。やがて、他者に仕えることで神に仕えるように導かれていると感じ、神学大学院に入学しました。それは、自分の家族や友人、故郷を後にするということでした。神の召しに応えるために、旅立たなければならなかったのです。
刺し通された愛
電話もメールもしました。そして今、門の前に立っていますが、返事はありません。カーラの兄は、うつ病と依存症から引きこもっていました。カーラは何とかしたいと兄の好物に元気の出るみことばを添えて、門の上から中に降ろそうとしましたが、忍び返しに袋が引っ掛かり、中身が地面にこぼれました。思いやりの品は無駄になったのでしょうか。兄が気づき、彼女の思いは伝わるでしょうか。カーラには、希望を捨てずに兄の癒しを祈ることしかできませんでした。
きよい器
米国の第41代大統領、ジョージ・H・W・ブッシュ氏の葬儀で弔辞を述べたアラン・シンプソン元上院議員は、憎しみは己を入れる器を蝕むと語りました。そして、公私両面で憎悪にとらわれず、愛やユーモアを大切にしていた親友を偲びました。彼の言葉は、私たちにも当てはまります。憎しみにとらわれてしまうと、自分が壊れていきます。
「はい」のつらなり
昔、祖母からクリスマスに真珠の首飾りをもらいました。ある日、首元で輝いていたネックレスの糸が切れ、真珠の玉が四方八方に飛び散りました。私は床をはって拾い集めました。一粒はこんなに小さいのに、つらなると何と美しいことでしょう。