
息をのむような美しさ
最近、ネット上に「米国の名風景10選」という記事を見つけました。虹色に輝く熱水を池のようにたたえた巨大な熱水泉、『ホビットの冒険』の世界をほうふつさせる苔むしたホー・レイン・フォレスト、火星のパノラマを思わせるアリゾナ州モニュメントバレーの写真などが含まれていました。私は風景写真家なので、これらに引き込まれてしまいました。

神のように子供を愛する
裏の家の子供たちは、夏休みの間、何時間も庭のブランコをこいでいます。そのきしむ音が嫌で、「近所迷惑ね。なぜ、親はきちんと油を差さないの」と、夫に文句を言いました。それで祈ると、それまで耳に入っていなかった子供の笑い声や歓声が聞こえてきました。そして、親がすぐ近くにいるから、安心して思いっきり遊べるのだと気付きました。

うそは疫病
米国の詩人ダニエル・ラディンスキー は、ある詩の中で、信頼に培われた人間関係とうそで傷ついた関係を対比して、「不誠実とは、なんと残酷な行為だろう」とつづりました。ドイツの神学者で修道士のエックハルトの教えに着想を得て、 真実で愛に満ちた言葉は「日々に混ぜこまれる素晴らしいスパイス」、うそは、「大惨事を心に起こす。その心はかつて愛した人を信じられなくなる……真実を語れない人によって、疫病が広がる」と述べています。

人格を築く慈しみの傷
あるリサーチによると、Z世代(1990年代後半〜2010年代前半生まれの人)は、お世辞やうわべの褒め言葉を敏感に察知するそうです。彼らは、率直な言葉や純粋なリスペクトに価値を置いているので、親切心から出た言葉でもうそっぽさを嫌います。おだてられるより、人格を信じてもらいたいのです。本当のことが語られるとき、自分に真剣に向き合ってもらっている、自分がリスペクトされていると感じます。しかし、これは、世代を超えた真実ではないでしょうか。
