神の目に貴い
ある家の壁に長年、何気なくかかっていた絵が落ちて損傷したので、家人が修復しようと専門家に見せました。すると、それはレンブラントの『東方三博士の礼拝』の真作だと判明しました。この作品の真作は行方不明で、現存するのは複製のみと思われていたのです。当然、その価値は数億円に跳ね上がりました。

隣人とは誰か
マリーは見舞いに来たラヒームを見てにっこりしました。彼は命の恩人です。自宅前で転倒し脳内出血を起こした時、宅配業務中のラヒームが気付き、救急車を呼んでくれたのです。彼はお見舞いに小さな菓子を持参します。それもまたマリーの回復を助けてくれます。ラヒームはイスラム文化に由来する名前です。私は良きサマリア人のたとえ話を思い出しました。

人を知り、人を愛する
ヒポクラテス(紀元前460~375年頃)は、医学を迷信の闇から科学的分析の光に導き出しました。しかし、患者の人間性を尊重し、 「その病気を持つ人を知ることが、その人が持つ病気を知ること以上に重要だ」と語りました。

もうへとへと
未就学児の親たちが心身ともにくつろげる場所を提供する働きをした時、育児に疲れた自分たちをイメージするものは何だろうと思いました。ふと見ると、飲み終わった紙パックのジュースがあります。全てを出し尽くしてへこんでしまう。幼い子の母親たちは、そんなふうに感じるときがあります。私たちは、そういう人たちと共に命の水の源、主イエスのもとに憩う働きをしていました。

立ち上がる力
ニューオリンズ美術館で、使用済みペットボトルを使ったカラフルなアート作品を見学しました。ガイドは、その素材が使われた背景について、こう説明しました。「大きな災害の経験を通じて、私たちは、今あるものを活用して美や喜びを創作することを学びました。苦難に着目するだけでなく、そこから立ち上がる力(レジリエンス)を喜び祝うのです」