試練は贈り物
人類初飛行を達成したライト兄弟の人生は苦難の連続でした。失敗や人々の嘲笑、資金不足、一人は大怪我もしました。しかし、めげずに前進しました。弟オービルは「鳥も無風では高く飛べない」と言いました。伝記作家マカルーによると、これは「高みを目指すために試練は不可欠」という意味で、「彼らの喜びは登頂ではない。登山そのものだ」と語りました。
苦楽を通して
牧師のマークは幼い息子を亡くしました。親子でボール遊びをしている最中、突然倒れたのです。彼は打ちのめされました。しかし、この出来事を通して、彼は同情心の厚い牧師になりました。私はマークの深い悲しみに寄り添いながら、A・W・トウザーの明察を思いました。「深く傷つけられたことのない人を、神が大きく祝福できるかどうかは疑わしい」。悲しいかな、そうなのでしょう。
神と共に歩む
フィットネスの専門家たちは、心肺の健康のために走ることが有益だと説いてきました。しかし、近年、歩くこともさまざまな意味で健康に役立つという研究結果が報告されています。アメリカ国立衛生研究所は、1日に8000歩以上歩く成人は、1日4000歩しか歩かない人に比べて、向こう10年間の死亡リスクが低いといいます。
聖書が啓示するもの
イギリスのグロスターシャー州で、1817年4月、異国風の姿でさまよう女性がいました。外国語らしき言葉を話しています。浮浪者だろうと収監されましたが、彼女はジャバス島の王女カラブーだと主張しました。人々はそれを信じ、10週間の間、彼女を王族として扱いましたが、寄宿舎の管理人がその正体を明かしました。彼女はメアリー・ウィルコックスという使用人だったのです
イエスのように生きる
カラフトフクロウはカモフラージュの達人です。その銀灰色の羽は、木に止まったときに周りの樹皮の色に溶け込むような模様になっています。自分の姿を隠したいときは、その羽を使ってカモフラージュし、景色の一部となって見つからないようにするのです。
砂漠の地
若い頃、高揚感の中で主のご臨在を感じるときに信仰が成長すると考えていました。しかし、盛り上がった気持ちは長続きせず、信仰の成長もありませんでした。作家のリナ・アブジャムラは、神と出会って成長するのは、砂漠の体験の中だと語ります。神の目的は、人生の砂漠の体験を用いて私たちを強くすること。彼女はバイブルスタディーのための著書『砂漠で』でそう述べています。神が良いお方だと知るのは、苦しみに遭わないときではなく、苦しみの真っただ中でです。
イエスに献身した形跡
カリフォルニアの大学の科学者たちが、携帯電話利用者たちのスワブ検査(綿棒で採取した検体の分子検査)を行い、どんなことが解明できるかを探りました。すると、さまざまなことが判明しました。例えば、被験者が、どんなせっけん、ローション、シャンプー、化粧品を使用したか、食べ物、飲み物、薬の摂取、さらには、着ていた服の種類などです。それらは全て、個々の被験者の生活スタイルを示す形跡です。
人生を変革する神の賜物
学生向けの聖書の学び会で、聖書を手渡しながら、神のみことばは人生を変えますと伝えました。すると、数人がヨハネの福音書を一緒に読んで学ぶと約束してくれました。私たち夫婦は聖書を教える一方で、自分で聖書を読むことも勧めました。十数年後、グループの1人に再会しました。彼女は「頂いた聖書を今でも使っています」と語り、信仰が証しされていました。
神に好かれ愛される
親指を立てるフェイスブックのマークが登場したのは2009年です。デザイナーのローゼンスタインは、このマークが「人々が批判し合うのではなく認め合う世界」の一助になることを願いました。ところが、SNS依存を助長する結果となり、嘆いています。