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新生の生得権

全米プロバスケットボール(NBA)のチーム、ダラス・マーベリックスのオーナーが、シカゴのスポーツ・トーク番組の司会者に、こう申し出ました。「ダラス・マーベリックス」に改名すれば1500万円支払う、さらに、司会者が支援したい慈善団体にも1500万円寄付する、と。この司会者は、しばらく考えた後、きっぱり断りました。そして「金のためなら何でもすると言っているようで嫌だった。名前は生得権だ。私は品位と信用を保ちたい」と説明しました。

外国籍の人々を守る

国際都市ロンドンは、多国籍の人々が隣り合って暮らす街です。各国のグルメが楽しめますが、社会的な問題もあります。例えば、ある友人は、EUに遅れて加盟した国の出身者ですが、自分たちは偏見にさらされていると言いました。諸問題の原因を作ったと言われ、元々いた人から職を奪っていると恨まれていると。

中傷される

強風にあおられて火は燃え広がり、何日も燃え続けました。歴史家タキトゥスは、市民が我が身を守ろうと悲鳴を上げて逃げ惑う、混沌(こんとん)としたローマの様子を記録しています。結局、ローマ市の3分の2近くが焼失しました。皇帝ネロは、キリスト教徒が放火したとうそをつきました。キリスト者を憎んでいたので、災禍の責任をなすりつけようとしたのです。この火災はネロの命令によるものだという噂を払拭するためだったのかもしれません。

主に真摯に従う勇気

紀元155年、迫害が激化する中、司教ポリュカルポスは逮捕されました。信仰を捨てれば命は助かると説得されると、次のように答えました。「私は86年間主に仕えてきましたが主は私に何の悪事もなされませんでした。どうして今私を救ってくださった王を冒涜(ぼうとく)することができるでしょうか」。そして火刑になりました。彼の姿勢は、信仰の厳しい試練に直面した時、私たちを励ましてくれます。

広い心を与えられた

アウグスティヌスは、宇宙を創造された神が、自分のような者と関わられるなどあるはずはと苦悩しました。罪にまみれた卑しく小さい自分などに。しかし、彼は必死に祈りました。「わたしの魂の家は、あなたが魂のもとへ入ってこられるためには狭いので、あなたのみ手でそれを広げてください。それは、荒れはてているので、それをつくり直してください。あなたの目ざわりになるものがある。わたしは告白し、知っている。しかし、だれがわたしの家を清めるであろうか。また、あなた以外のだれに向かって、わたしは叫ぶであろうか」(岩波文庫『聖アウグスティヌス告白上』)