凡庸はあり得ない
アニタは90歳の誕生日に永久に旅立ちましたが、その静けさは、彼女の人生を映すようでした。夫亡き後、子や孫たちを支え、教会の若い女性たちの友でした。特段の才能や偉業があったわけではありませんが、その深い信仰は、周りの人々に影響を与えました。私の友人は、「どうしようと思う問題がある時、頭に浮かぶのは、有名な牧師や作家の言葉ではなく、アニタなら何て言うかしらということなの」と言いました。
あなたの名前
私たちは3つの名前で人生を歩むと言った人がいました。親にもらった名前、人が与える評判という名、そして、人格という自分が自分に与える名です。「名声は多くの富よりも望ましい。愛顧は銀や金にまさる」(箴22:1)と聖書が語るとおり、評判は大切です。人格は、それ以上に大切です。
宿営の外
ガーナで過ごした子どもの頃、金曜市に、ハンセン病に侵された物売りの女性がいました。彼女を嫌がる人もいましたが、母は必ず彼女から何かを買っていました。彼女を見かけるのは市の日だけです。それ以外は、町の外にいるのでしょう。