いかに生きるか
米国のシンガーソングライター、リンフォード・デトワイラーは、駆け出しのアーティストの心構えについて語ります。有名になるには何をすべきかなどと考えるなら、「ありとあらゆる有害な力を内から外から招き入れることになる」と警告します。彼とデュオの妻が目指すのは、派手さはなくても「生涯をかけて成長し、成熟していく」ような音楽人生だと言います。
砕かれたからこそ美しい
背景に溶け込むモノクロ調のユリの絵。マコト・フジムラの「百合を想え」を初めて見た時、単にそれだけのことだと思いました。しかし、それは鉱物を砕いた岩絵具を日本画の手法で80層塗り重ねた、彼が「スローアート」と呼ぶ作風だと知ったので、じっくり見てみました。すると、美しく複雑な層が見えてきます。フジムラは、砕かれたものの美は福音に通じると語ります。イエスの受難が世界を癒やし希望をもたらしたのですから。
謙遜は真理
神はなぜ、謙遜は非常に価値あることと言われるのかしら、と16世紀の聖人アビラのテレサは黙想していました。すると、神は究極の真理であり、謙遜は真理だと啓示されました。私たちの内から何も良いものは出ない。それは、恵みの水から、たましいが水辺に留まるそのところから出る。そのたましいは、水辺に植えられた木のようで、そのお方は太陽のように、私たちの労働にいのちを与えてくださる。私たちをこの真理につなぎとめるのは祈りであり、祈りの土台は謙遜。謙遜に祈れば祈るほど、神は私たちを引き上げられる、と理解しました。
叱責
最近、教会の人に厳しいことを言わなければならなかった、とシェリーは語ります。その人が人を傷つける態度や行動をとり続けるのを看過できなくなったからです。緊張しましたが、実のある会話でした。実際、ふたりの絆は強まりました。そして後日、謙遜をテーマにした祈り会を共に主催しました。