あなたに寄り添う神
脳腫瘍の手術で8歳のガブリエルの顔には目立つあざが残りました。怪物になった気分だという嘆きを聞いて、父のジョシュは一計を講じました。どれほど息子を愛しているかを示すために、自分の顔にあざを模したタトゥーを入れたのです。詩篇の作者ダビデによれば、神の愛は「父がその子をあわれむ」愛だと言います(13節)。彼は、神の愛を人になぞらえ、良い父が子々孫々を思いやるようだと語ります (17節)。天の父である神は、ご自分を畏れる人々を子をいつくしむように愛し、世話してくださいます。神は主の民の心に寄り添ってくださる情け深い父です。
心機一転
中華系の家族は世界のあちこちで旧正月を祝います。通常は1月の下旬から2月の中旬あたりで、親族が集まります。正月前には、大掃除をし、つけを支払い、元旦には新調した服を着ます。それは、過去を清算して新しい一年を始めることを意識させてくれます。
エッチアスケッチの赦し
子どもの頃に時を忘れて遊んだおもちゃ「エッチアスケッチ」は、赤い縁の長方形の不思議なスクリーンで、下につまみがふたつあります。一つを回すと横線が、もう一つを回すと縦線、両方を回すと、斜め線や円、そして好きな形が描けました。しかし、魔法のような不思議さは、その上下を逆さまにして元に戻すと、描いたものが全部消え、真新しくなるところです。
愛の偉大な行為
オレゴン州のマルール国有林に、890ヘクタールに渡って生息するナラタケは、世界で最も大きな生命体です。2000年以上に渡って糸状体を広げ、木々の命を奪いつつ成長しました。この巨大生物も、最初はひとつの微細な胞子でした。
暗やみと対峙する
やみが人に与える影響に関する1960年代の研究報告があります。 2名の被験者がそれぞれ別の洞穴に入り、研究者は彼らの食事や睡眠を観察しました。完全な暗やみの中で、ひとりは88日間、もうひとりは126日間、生活しました。自分たちがやみの中にいた期間に対する感覚は、ふたりとも月単位で狂っていました。ちょっと居眠りをしたつもりが、実は30時間も眠っていたりしたのです。暗やみは見当識を失わせます。
神の働き
かつての奴隷たちが埋葬されたバージニア州のシェナンドー渓谷に、様々な人種のクリスチャンが集まり、アメリカ合衆国の長年の人種問題が何を意味するのか、手をつないで祈り求めました。すると突然、風が吹き、雨が降り出しました。リーダーが人種間の癒しを祈り求めると、雨はさらに激しくなりました。ビル・ヘイリーの10歳の娘は「神さまが泣いている」とささやきました。人々は、神が赦しと和解のために働いておられると信じました。
不義は取り去られた
ディーピカは若い頃、妹をいじめていたので、罪悪感に苛まれていました。彼女に謝罪し、赦すと言ってもらえても、それは消えませんでした。
赦しの勝利
薬物から足を洗えず性的な罪も犯してマックは絶望していました。人間関係は混乱し、良心の呵責に打ちのめされました。惨めな状態でアポなしで牧師を訪問しました。そして自身の複雑な事情を聞いてもらい、神のあわれみと赦しを知らされ心がやすらぎました。
罪深すぎる?
授業で読む小説に聖書の引用があり、それを確かめようと聖書を開きました。すると教授が「私が聖書に触れたら、手が燃えるわ」と言いました。私は悲しくなりました。彼女は、自分は罪深すぎると思っていたようです。私も、神の愛を語れませんでした。いかなる場合でも神に赦しを乞うことは可能だと聖書は語っている、と思い切って言えませんでした。