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仕える指導者

伝統的なアフリカ社会では、後継者選びは重大な問題です。国王の場合は特にそうです。王族であることは当然で、その上、強く勇敢で、聡明でなければなりません。人々に仕えるリーダーか、それとも力で押さえつけるリーダーか、候補者はじっくり審査されます。王は人々を指導すると同時に、人々に仕える人でなければなりません。

後に遺すもの

工事の現場監督をしていたティムが、事故で亡くなりました。彼は、家族や仕事仲間、地域の人たちを大切にしていたので、多くの人が悲しみました。葬儀の参列者が多すぎて、彼の通っていた教会には入りきれず、大きな会場を借りてもいっぱいになりました。ティムは、彼にしかできない方法で周囲の人々を愛しました。彼の親切、ユーモア、そして人生を喜んで楽しむ姿を、多くの人が惜しみました。

働く態度

学生のころ、友人といっしょに家具店でアルバイトをしていました。私たちは家具の配達に行き、同伴のインテリアコーディネーターがお客さんと話をしている間に商品を運び込みました。時には、家具をかついでアパートの階段を上がらなければなりません。私たちはよく、自分たちの仕事がインテリアコーディネーターだったら良いのにと思ったものでした。

忠実なしもべ

マダレノは、れんが職人です。月曜から木曜日までは壁を造ったり、屋根の修理をしたりします。寡黙で働き者で、信頼できる人です。そして金曜日には山岳地に行き、日曜日まで聖書を教えます。彼は部族語のナワトル語を話すので、その人たちに福音を伝えることができます。今、70歳ですが、現役で家造りにかかわり、神の家族を築くことにも尽力しています。今までに野宿したこともあります。車が事故に遭ったり、転落したりして、命の危険にさらされたこともありました。迫害されて町を追い出されたこともあります。しかし、マダレノは神から召されたと信じているので、喜んで仕えています。神を知ることがどんな人にも必要だと信じ、奉仕に必要な力は、神からいただくのだと確信しています。