イエスの話をし続ける
イエスの話をしないように要請されたことがあると、クリスチャンの音楽家が言いました。イエスのために……と言わなければ、もっと人気が出て稼げるし、貧しい人を助ける寄付も増やせるといいます。しかし、彼は熟慮の末、「私の音楽の目的は、キリストを証しするため。沈黙はできない」と決断しました。自分には、イエスのメッセージを伝えるはっきりとした召しがあると語りました。
偉大な教師のように
白帯を締めた3歳児が先生をまねる動画がありました。幼い少女は稽古心得を先生の後について元気よく唱え、先生の言葉や動作に集中してまねました。堂々としてなかなかのものです。
見つかった喜び
海岸を散歩していると、金属探知機を使っている人と出会いました。「私は『指輪の達人』と呼ばれています。今年は、すでに167個見つけました」とのこと。名前入りもあって、遺失物として届けた後にネットに投稿し、引き取り手があったか確認します。何年も前に失くしたという人が来たこともあるそうです。彼は、そういう時の持ち主の顔を見るのがたまらないと言います。私も金属探知の経験はありますが、めったにしません。そう言うと、彼は「やらなければ、醍醐味は味わえませんよ」と言いました。
普通の人々の集団
著名な哲学者のハンナ・アーレント(1906-1975年)は、「人間というものは、強大な権力を持つ君主に抵抗し、ひれ伏すことを拒める、と分かっている……一方、大衆に抵抗できる人は実のところほとんどいないと分かった。間違った方向に導かれている普通の人々の集団を前に、独りで立ち上がり、彼らの無慈悲な熱狂に対峙できる人はいない」と書きました。ユダヤ人のアーレントは、母国ドイツでこれを体験しました。
みことばの力
アポロ8号の宇宙飛行士、フランク・ボーマン、ジム・ラヴェル、ウィリアム・アンダースは、1968年のクリスマスイブ、人類史上初めて月の周回軌道に乗りました。彼らが月を10周し、月と地球の画像を送り、交代で創世記1章を読む姿が生中継されました。ボーマンは 史上最多の人々がクリスマスイブに同じ声を聞くと言われ、それにふさわしいことをしなさいと指示された、と40周年の記念式典で語りました。この歴史的瞬間に読まれた聖書のみことばは、今もなお、それを聞く人々の心に真理の種をまき続けています。