Category  |  励まし

神を知ろうと目を開く

カフェのテラス席で、幼児を連れた夫婦が友人と話していました。ハトが来て床のパンくずをつつき始めると、それを見た子どもは目を丸くし、大人たちの注意を引こうと、楽しそうにキャッキャと叫びました。ところが、大人たちは、彼女の視線の先は見ずに、ちらっとほほ笑みかけると、もとの会話に戻りました。

イエスが土台のつながり

人生が8分で変えられるでしょうか。無縁社会とさえいわれる今の世の中ですが、作家のジャンシー・ダンは、「8分の電話」を提唱します。こんな短時間でも電話で会話していれば、家族や友人と疎遠にならずに済むと言います。週に2、3回、数分の会話を電話ですると、うつや孤立感、不安が軽減される、という研究結果もあります。また人間関係における小さな調整が、自分や相手の幸福感に大きな影響を与えるという別の専門家の研究もダンは引用しています。

信じて共に働く

テレビから「どんな状況下でも、自分にあるものを最大限に活用すべきです」と語る若い女性の声がしました。気になって耳を傾けると、彼女は6人姉妹の一人で、大学の看護学部を卒業しました。一時はホームレスになるという苦境を通りましたが、姉妹で切磋琢磨(せっさたくま)し、6人全員が地元の大学の看護学部を卒業しました。

二人三脚

ジャマイカのダンズ・リバー・フォールズを登るのは爽快な体験です。滝の水は滑らかな岩肌の上を落ちて、やがてカリブ海に注ぎます。ハイカーは、水の流れに逆らって頂上を目指すので楽ではありません。ジェイにはほぼ不可能な挑戦でした。彼は10代の視覚障害者で、視野は針の穴ほどです。しかし、ジェイは絶対に登ると言い、友人のヨシヤは、 ジェイの目になると言いました。そして、手足を置く位置を教えたり、滑りやすい岩を避けるように示したりしました。一方、ジェイはヨシヤの心となり、勇気とはいかなるものかを示しました。

喜びの源泉

看護師ブロニー・ウエアーは末期患者から聞き取った後悔をブログに記しました。あんなに働かなければよかった 、友人を大切にすべきだった、などの中で、最も興味深いのは「もっと上機嫌で過ごせばよかった」かもしれません。ウエアーは、喜びに満たされて生きる秘訣は不可避の死を意識することだと語りますが、その喜びの源泉、人生の意味は、どこにあるでしょう。

隣人を愛する

夏の嵐で隣から木の枝が飛んできて家の外壁が破損しました。庭には折れた枝や木の葉が散乱しています。一日の大半を庭の掃除に費やしながら、「うちには木なんかないのになぁ」と笑って乗り越えようとしました。本当です。1メートルに満たない松が3本あるだけで大木はありません。近隣の家の庭木のせいで後始末に追われているのです。

新たな希望

ティアの18歳の息子は自閉症で人付き合いを嫌いますが、最近、放課後も図書館にいます。その理由を尋ねると、「ナビンと勉強している」と打ち明けました。ナビンは、ティアの息子が困っていると気付き、手を差し伸べたクラスメイトでした。息子に生まれて初めて友達ができ、ティアは本当に励まされました。

主にあって敬意を示す

新しく高校スポーツになった競技を観戦して、一味違う高揚感を味わいました。それは既存の競技同様、コートで得点を争い、審判も応援団もいます。違いはチームを構成する5人の内、2人は健常者で、3人は何らかの障害を持っている点です。仲間の助け合い、励まし、声掛けなど、コートで繰り広げられるのは、心温まるものばかりで、両チームを応援したくなります。この競技の目的は、勝負を競うスポーツの醍醐味を障害の有無にかかわらず知ってもらうことです。

善行のために造られた

数メートル先にいる父娘が、カードを落としました。私は会社に遅刻しそうだったので、自分たちで気付くだろうと心に言い、無視しようとしました。しかし、そんな気配はありません。結局、良心の呵責(かしゃく)に耐えられず、カードを拾って追いかけました。すると、彼らは大喜びしたのです。私もひどくうれしくなって、「こんなささいなことで、なぜこんなにテンションが上がるのだろう」と不思議でした。