柔和さ
大変な状況にあると不機嫌になりがちですが、それは言い訳に過ぎません。悪い態度は、家族や周りの人の心をしおれさせ、嫌な気分にさせます。人に気持ち良く接する術を学んでいないなら、人に対する義務を果たしたとは言えません。
天候に合った服
買ってきた冬物の服の値札を取ると、その裏に「警告:この革新的な商品はアウトドアから戻りたくないと思わせてしまいます」と書かれていて、にっこりさせられました。天候に合った服を着けるなら、人は、厳しい環境でも生きられるばかりか、元気でいることができます。
御霊の実が溢れる
隣の家との仕切りのフェンスにブドウの蔓が巻きついて上っていき、大きな房をつけます。庭には紫色のプラムやふっくらとしたオレンジのぶら下がる木があります。私たち夫婦は農作業をしませんが、隣の夫婦が収穫を分けてくれます。彼らは丹精込めて作物を育て、収穫の分け前で私たちを喜ばせてくれます。
良い実をつける
飛行機の窓から見ると、ふたつの禿げ山の間に、青々とした麦畑と果樹園の帯が走っていました。そこには川があります。水が無ければ、何も育ちません。
鏡よ鏡!
自分の姿をどれくらい鏡に映して見ますか。あるリサーチによると、一日平均8回から10回程度だそうです。しかし、別の調査では、店のショーウインドーやスマートフォンに映る姿をちらりと見ることも含めると、一日に60回から70回にもなるといいます。
死からよみがえる
法律の上で死んでいる人が、生きていると正式に認められるでしょうか。このことが世界中で話題になったのは、25年間も行方不明だったオハイオ州の男性が出現し、元気だと分かったときです。失踪したとき、この人は失業中で、麻薬中毒に苦しみ、子どもの養育費も長らく払っていませんでした。それで、世間から隠れて生きることにしたのです。しかし、世に復帰しようとしたとき、彼は死んだ状態からの回復がいかに難しいかを知りました。裁判所で死亡を撤回してもらおうとしましたが、死亡届の撤回猶予期間である3年を過ぎているという理由で却下されました。
ジョニーの レース
ジョニー・エイガーは19歳のときに5キロマラソンを完走しました。支えてくれた大勢の家族や友人は、それを喜び、祝ってくれました。
どちらの側に つく
アメリカの南北戦争が大詰めを迎えようとしていたとき、リンカーン大統領の側近のひとりが、神が北軍に味方してくださったので感謝していると言いました。しかし、リンカーンは、次のように応じました。「私の関心は、神が我々の側につくか否かではありません。最大の問題は、私たちが神の側にいるかどうかです。神は常に正しいのですから。」
従うことの 誉れ
エルサレムを訪れた友人が「嘆きの壁」を見に行ったとき、年配のユダヤ教のラビ(先生)がそこを通りがかったそうです。興味深かったのは、そのラビが引き連れていた5人の若者の姿です。その若者たちはラビと同じように、猫背ぎみで足を引きずって歩いていました。その光景は正統派ユダヤ教徒には当然のことです。若者たちがラビのまねをするのは、彼らがラビの「弟子」だからです。