伝えなくてはだめ?
◆ レビ記11-12
◆ マタイ26:1-25
だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。
―Ⅱコリント5:17
ジムはケアリに福音を語りました。彼女が罪のために聖なる神から離れていること、そして、彼女を救うためにイエスが死んで、よみがえられたことを伝えました。しかし、彼女はあることが心にひっかかり、信じることができません。「イエスを心に受け入れたら、そのことを他の人に伝えなくてはだめですか。そんなことはしたくないのです。」そんなことは自分の性格に合わないから、他の人にイエスを伝えなければならないというのは嫌だと言いました。
地震の町
◆ 出エジプト記19-20
◆ マタイ18:21-35
突然、大地震が起こって、獄舎の土台が揺れ動き、―使徒16:26
サイモン・ウィンチェスターは著書「世界の果てが砕け散る」の中で、地震が頻発するカリフォルニア州パークフィールドの小さな町のことを書いています。観光客に向けたホテルの広告は「揺れるときはここで寝よう」です。レストランのメニューは、ステーキを「大地震」、デザートは「余震」と呼んでいます。こんな冗談はともかく、実際の地震は恐ろしいものです。私はカリフォルニアで暮らして何度も大地震を体験していますから、その恐ろしさは身にしみています。
関わる
◆ 創世記16-17
◆ マタイ5:27-48
しかし、[イエスは]サマリヤを通って行かなければならなかった。―ヨハネ4:4
南フロリダにあるノレーナの家は、1992年に襲来したハリケーン・アンドリューで大破しました。損害保険を使って修理を始めたものの、途中で資金が底をつき、電気の通っていない家を残して業者は去っていきました。ノレーナは15年もの間、延長コードで接続した小さな冷蔵庫といくつかのランプでしのぎました。驚いたことに、隣人たちは彼女の大変な暮らしに気づいていませんでした。ところが、どういう訳か、この話が市長の耳に入ったのです。市長は、援助の手を差し伸べました。市長が電気業者に連絡を入れると、ほんの数時間で電気が使えるようになったのです。
共通の基準
◆ ゼカリヤ書9-12
◆ 黙示録20
正しいおきてと定めとを持っている偉大な国民が、いったい、どこにあるだろう。―申命記4:8
インターネットが世に出始めたばかりのころ、ウェブの開発者たちは個々にルールを決めていました。その結果、ネットの世界は混乱していました。あるコンピュータ上ではきちんと読めるものが、別のコンピュータでは判読できないということが起こりました。開発者たちは、インターネットのことを「ワイルド・ワイルド・ウェブ」と呼びました。昔のアメリカ西部には秩序がほとんど存在せず、「ワイルド・ワイルド・ウェスト」と呼ばれていたので、それをもじって名づけたのです。このような状態を是正するために、ウェブ開発者たちは共通の基準を設けて、それに従うようにみんなに呼びかけました。
反対者のために祈る
◆ ホセア書5-8
◆ 黙示録2
自分の敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい。―マタイ5:44
バイブル・カレッジに入ったころから、大胆にイエスのことを語り始めました。この新しい習慣のせいで、人間関係に摩擦が起こったのは言うまでもありません。それがはっきりしたのは、高校時代の友だち同士で集まったときです。個人伝道をした若い女性は、「この人、私がどこで永遠を過ごすのかを心配してくれているんですって!」と笑いました。私の信仰を知っていた友人のエドは、冗談めかして「古い荒削りの十字架に万歳三唱!」と言いました。私は彼に卑しめられ、拒絶されたような気がしました。
永続する痕跡
◆ エレミヤ書34-36
◆ ヘブル2
あなたがたの光を人々の前で輝かせ、人々があなたがたの良い行いを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるようにしなさい。―マタイ5:16
英国ウェールズのカールレオンは史跡の村です。古代ローマ軍が、英国に侵攻したときに占領した3つの場所のひとつです。ローマ軍の占領は約1,500年前に終わりましたが、その痕跡は今なお、人の目に明らかです。観光客が世界中から訪れて、要塞(ようさい)や兵舎、円形闘技場など、ローマ帝国がウェールズを占領し、世界を支配していた当時をほうふつとさせる遺跡を見てまわります。この村には、15世紀たった今日でさえ、ローマ帝国の痕跡がはっきりと残っています。そのことに、びっくりさせられます。