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御声を聞き分ける

長年の研究で、狼は声色を使って仲間と話していると分かってきました。特殊な装置で解析すると、どの個体の鳴き声か100%の精度で聞き分けられるといいます。

主の声を知っている

教会の夏季学校に聖書に登場する動物を持ち込むことになり、ケンが手伝いに行くと、羊を担当するように頼まれました。彼は羊の綱を取ると、まるで引きずるように会場に連れていきました。しかし、日が経つにつれ、羊は嫌がらなくなりました。週の終わりには、綱を引く必要さえなく、ただ呼ぶだけで、ケンを信頼してついてきたのです。

効果音の技師

昔の映画の音響技師は、劇中の効果音を工夫しました。皮袋にコーンスターチをつめてぎゅっと握ると、雪を踏みしめるような音がします。一対の手袋を振ると、鳥の翼が羽ばたいているように聞こえます。細い棒を振ると、ヒューッという音が出ます。音響技師は、あらゆる独創的な工夫によって効果音を作り、映画にリアリティーを持たせようとします。

偽装

コティ・クレイトンは、ユタ州の山岳地帯を歩いていたとき、山羊の群れの中に一匹の変な山羊を見つけました。そこでもっとよく見てみると、その変な一匹は、何と山羊の格好をした人間でした。当局がその男性に話を聞いたところ、その衣装は手製のフリースの着ぐるみで、狩猟の旅に行く前に変装のテストをしていたと説明したそうです。

エール

ジョン・グレンは1962年に、地球周回軌道を初めて飛行したアメリカの宇宙飛行士です。ロケットが上昇したとき、地上の管制官はジョンに向けてエールを送りましたが、それは「神があなたを繁栄させてくださるように!」という意味の言葉でした。

このような支援の気持ちを表すことばのふさわしい使い方について、聖書の中に教えが残っています。それは、ヨハネの手紙第二1章10節に「あなたがたのところに来る人で、この教えを持って来ない者は、家に受け入れてはいけません。その人にあいさつのことばをかけてもいけません」と記されている、この「あいさつのことば」と訳された部分です。

使徒ヨハネは「愛の使徒」と呼ばれていました。にもかかわらず、なぜ、このように教えたのでしょう。それは、当時の伝道者たちの生活に関連しています。伝道者たちは、各地で教えを宣べ伝えましたが、その際の宿や食事は、キリスト者である兄弟姉妹が提供していました。ヨハネは、聖書の真理が重要であり、旅の伝道者の教義が使徒の教義と違うならば、その人を家に泊めたり、お金をあげて支援をすべきではないと教えたのです。

これは今日のクリスチャンにも言えることです。私たちは、神にあわれみを受けているのですから、すべての人に親切にしなければなりません。しかし、誰かの計画に金銭的な援助を求められたときは、いつでも、神の知恵を求めなくてはなりません。私たちを真理へ導いてくださる聖霊(ヨハ16:13)は、いつ、誰を支援するのが適切なのかを示してくださいます。