聖なる心の賛美
友人のマイルナは外国旅行中、礼拝をささげるために教会に行きました。その教会の人たちは会堂に入るとまず、正面から顔を背けてひざまずき、祈っていました。人々は礼拝の前に、自分の罪を神に告白していたのだそうです。
混乱を乗り越える
旧約聖書のサムエル記第二の主要なテーマは「人生はどろどろしている」ということかもしれません。そこには、人気テレビドラマの要素が満載です。
罠にかからない
昆虫を捕まえて10日間で消化する、「ハエジゴク」という植物があります。それは、何も知らない虫が、罠が仕組まれた葉の上で花蜜の匂いをかぐところから始まります。そして虫は、花蜜を調べようと、そのあごに当たるところに這い出して来ます。すると、葉が0.5秒の速さでパタンと閉じ、消化液が出てきて、昆虫を溶かしてしまいます。
光に向かっていく
ある日、ピンクのチューリップの花束をもらいました。花瓶に入れると、花たちは太い茎の先でゆらゆら揺れました。テーブルの真ん中に置いたのですが、翌日、花は違った方向に向いていました。昨日は上を向いていた花が横を向いて、窓から差し込む太陽の光に向かって身を伸ばしていました。
スコアボードを消して
友人のボブは息子の結婚披露宴で、新郎新婦に温かい言葉をかけました。また近くのサッカーチームのことを例えに、助言もしました。そのチームのコーチは、試合に負けたくやしさを忘れないように、負けた試合のスコアボードを一週間、消させなかったそうです。ボブは言いました。「それは、サッカーには良いかもしれないけれど、結婚生活には使えない作戦です。相手に気分を害されたり、がっかりさせられても、そのことを何度も蒸し返さないように。スコアボードは消してしまいなさい。」 これは賢明な助言です。
また必ず
あなたと私の共通点はともに、乱れ、汚れた世界に住んでいて、それ以外の世界を知らないことです。しかし、アダムとエバは、罪が入る前の世界を知っていました。彼らは死や苦しみ、痛みの無い、神の創造された世界を覚えていたはずです(創3:16-19)。失楽園以前のエデンには、飢えや病気、失業は存在せず、神の創造の力や、人間関係における神のご計画について、疑うものは誰もいませんでした。
解放される
ある会社で研修会の講師をしたとき、従業員の中年男性に尋ねられました。「私は人生の大半をクリスチャンとして過ごしましたが、常に自分に失望しています。なぜ私は自分がしたくないと思うことをやりつづけ、すべきだと思っていることができないのでしょう。神は私にうんざりしていませんか。」そばにいた別のふたりも、私をじっと見つめていました。
ダイヤモンド・ダスト
私たちの住む地方は冬の寒さが厳しいので、天候について色々思います。3月になったのにまだ雪が降ると、ほとんどの人はもううんざりだと思い、低温続きの天気予報にがっかりします。しかしながら、雪の神秘的な美しさには、やはり感動させられます。来る日も来る日も雪かきをして、自分の背丈ほどの雪の壁が家の前にできましたが、この「白いもの」にはやはり魅了されます。ある日、氷の結晶が積もった雪の上に落ちてきました。私たち夫婦はその中を散歩していましたが、まるでダイヤモンド・ダストが降っているようでした。
悪臭
ペンシルベニア州ピッツバーグにあるフィップス温室植物園で、2013年8月に「死体花」の異名を持つ熱帯植物が開花し、大勢の見物人が訪れました。この花はインドネシア原産で、開花は数年に一度ですが、何ともすごいものです。先のとがった巨大な赤い花は、開花すると腐った肉のような臭いがします。それに引き付けられて、腐った肉を餌にするハエや昆虫がやってきますが、そこには肉も蜜もありません。