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苦しみの目的

人工透析が必要だと言われて、シウ・フェンは、もう十分だと思いました。独身で定年まで働きました。長年のクリスチャンです。頑張って長生きする理由はないと思いました。しかし、友人たちに説得され、神を信頼して人工透析を始めました。

望みという戦略

私のひいきのフットボールチームは、現在、8連敗中です。負けるたびに、今季優勝の望みは遠のいていきます。監督は毎週のように戦略を変えて挑みますが、結果につながりません。私は、望みは結果を保証しない、戦略ではないのだから、と職場の同僚とジョークを言っていました。

安全な場所

私たち兄弟は、ウェストバージニア州の山あいの町で育ちました。子どもの想像力をかき立てる自然の中で、ターザンのようにつるにつかまったり、世界名作劇場の「ふしぎな島のフローネ」の家族のように木で小屋を建てたりと、本や映画で見聞きしたことを実際に試してみました。お気に入りは敵を寄せ付けない秘密基地を作る遊びです。私の子どもたちもまた、毛布やシーツ、枕などで秘密基地を作り、想像上の敵に襲われない「安全な場所」を作って遊びました。安心安全な隠れ場を欲するのは、私たちの本能なのかもしれません。

自信に満ちた希望

宣教師のウイリアム・ワラスは1940年代、日本軍が攻撃する中、中国の梧州(ごしゅう)で外科医として働いていました。ワラスはスタウト記念病院(思遠醫院)の責任者でしたが、病院の器具を数隻のはしけに載せ、川を行き来しつつ敵の襲撃を避けて医療をつづけるように命じました。

歯医者さんで

息子の付き添いで歯医者さんに行き、父なる神の心を学ぶとは予想外でした。永久歯が乳歯の下から生えてきたのです。抜く以外に方法はありません。

共感疲労

第二次世界大戦中、家族と隠れ家で暮らした日々を綴った日記で有名なアンネ・フランクについて、ナチスの強制収容所生活を共にした人たちは「アンネの共感の涙は決して枯れることなく…、周りの人にとって祝福の存在だった」と語りました。学者のケネス・ベイリーはここから、アンネは「共感疲労」していなかったと結論づけています。

父の家に行く道

人生には辛い日々があります。出口のない闇のように感じて圧倒されるときがあります。私たち家族がそういう境遇にいた頃、妻が朝のデボーションのあとで、「神さまは、明るい日が来ても闇の中で学んだことを忘れないようにと言われている」と言いました。

旅路を行く力

クリスチャンとして生きることについて教える寓話「恐れのない国へ」は、ハバクク書3章19節に基づいています。羊飼いと旅に出た主人公は、ひどく不安で「自分を担いでください」と羊飼いに頼みます。しかし、羊飼いは「それは簡単ですが、自分で登らないと、雌鹿のように足を鍛えて私の相棒としてついてくることはできませんよ」と答えます。

友の慰め

学校から娘が下半身を泥だらけにして帰って来たと話すある母親の記事がありました。娘によると、友だちがぬかるみで転んで足を痛めたのでクラスメイトが助けを呼びに行ったそうです。その間、彼女の幼い娘は、痛い足を抱えて泥の中に座っている友だちを不憫に思い、その隣に座って先生の到着を待っていたと言います。