Category  |  試練

力を抜く

太陽がギラギラとプールに照りつけています。ずっと泳いでいる生徒たちに、インストラクターがこう言っているのが聞こえてきました。「みなさん、疲れてきましたか。水の深いところで疲れてきたら、力を抜いて浮いてみてください。」

しゃぼん玉

アトランティック・シティーの遊歩道を夫婦で歩いていたとき、男の子が脇を駆け抜け、しゃぼん玉が降ってきました。それは、重苦しい一日に訪れた楽しい時間でした。私たちはその日、義理の兄を病院に見舞いました。また、なかなか医者に診てもらえずに困っている、姉を助けようと努力していました。海岸べりの遊歩道を歩きながらひと息つこうとしつつも、彼らの必要の大きさに圧倒されていました。 そこへしゃぼん玉が降ってきました。小さな男の子が、海風の吹く中で気まぐれに飛ばしたのですが、私にとっては大きな意味がありました。私はしゃぼん玉が大好きで、事務所の机の中には石鹸水の小瓶を常備しています。笑顔が必要なときに使うためです。

目をさまして祈る

我が家の窓から「セロ・デル・ボレゴ」や「羊が丘」と呼ばれている、標高約1,700メートルの山が見えます。1862年、フランス軍がメキシコに侵攻しました。フランス軍はオリサバの中央公園で野営し、メキシコ軍はこの丘の頂上に陣営を築きました。しかし、メキシコ軍の司令官は、頂上に続く道の守備を怠ったので、兵士たちが寝ている間にフランス軍が攻めてきました。この攻撃によって、2千人が殺されました。

倒れるリスク

友人のイレーヌは転んで怪我をし、入院したところ、派手な黄色い腕輪を付けられました。そこには「転倒リスク」と書かれています。つまり、「この患者に気をつけてください。歩行が不安定なので、移動には付き添いが必要です」という意味です。

巨人

シナイ山近くで二年宿営した後、イスラエルの民は、神に約束された地を目前にしていました。神は12人のスパイを遣わして、その土地と、そこに住む人々を調べるよう命じられ、彼らはその町の大きさと、カナン人の強さとを見ました。すると十人は「できない」、そしてふたりは「できる」と言ったのです。その違いは何だったのでしょう。

上を向いて

エミルは年中、下を向き、地面ばかりを見てあてもなく、とぼとぼ街を歩くホームレスでした。彼は人と目を合わせません。路上生活をする前の知り合いに気づかれると恥ずかしいですし、道に落ちている小銭やタバコの吸い殻も探しているからです。下を向いてばかりいたので、背骨がすっかり曲がってしまい、まっすぐに立つことは困難です。

不完全

デイビッド・ナセルは自著「火の中を走り抜ける」で、自らの信仰の旅を語ります。まだ救われる前の中高校生の頃、数人のクリスチャンと友だちになりました。ある時、そのひとりがガールフレンドに嘘をつきました。ところが、その生徒は罪悪感にさいなまれて嘘をついたと告白し、彼女に赦しを請いました。ナセルは、この一件でクリスチャンの友人への親近感が増したと語ります。彼は自分と同じように、クリスチャンにも神のあわれみが必要だと分かりました。

決してあきらめない

ヨープ・ズートメルクはオランダで最も成功した自転車競技の選手ですが、それは彼が決してあきらめなかったからです。彼は1980年のツール・ド・フランスで優勝しましたが、その前に16回完走し、5回は準優勝でした。何という不屈の精神でしょう。

試練と信頼

クリケットの国際試合は大変な長丁場です。選手は、昼食やティータイムを挟んで午前11時から午後6時まで競い合います。しかも、勝敗がつくまでに最長で5日間、その試合は続くのです。それで、技術とともに忍耐力が試されます。