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ねたみをやっつける

1年で聖書を!
◆ ホセア書5-7
聖書のみことば Ⅰコリント3:1-10

あなたがたは肉に属しているのではありませんか。そして、ただの人のように歩んでいるのではありませんか。―Ⅰコリント3:3

商売敵のふたりの店主の話です。彼らは毎日、相手の店の様子を気にして張り合っていました。そして自分の店に客が来ると、勝ち誇ったようにほくそ笑んでいました。

馬のアイマスク

1年で聖書を!
◆ エゼキエル書19-21
聖書のみことば 詩篇119:33-40
 
むなしいものを見ないように私の目をそらせ、あなたの道に私を生かしてください。―詩篇119:37

私たちの家からさほど遠くないところに、多くの馬を飼育する牧場があります。ある季節になると、目にマスクをかけられた馬を見かけます。私は長い間、目隠しをされるなんてずいぶん可哀想だと思ってきましたが、最近、そうではないことが分かりました。実は、目にかけられたアイマスクは網状の布で作られていて、目隠しではないのです。馬は見ることができます。一方で、馬の眼病の原因になるハエは、目にたかることはできません。アイマスクは、馬の視界を遮るためではなく、馬が病気で盲目になるのを防ぐためのものでした。

クリスチャンでない人は、聖書に関して同じような誤解をしがちです。この人たちは、世の楽しみを見せないように、神が聖書というアイマスクを人の目にかけるのだと考えます。そして、人生をエンジョイできないクリスチャンは可哀想だと思います。私が馬のアイマスクについて本当のことを知らなかったように、彼らは聖書について本当のことを知りません。聖書は、良いものを見ることを妨げるものではありません。うそ偽りに侵されて霊の目が見えなくならないように、私たちを守ってくれているのです。聖書は人生をエンジョイさせないのではなく、最高の人生を可能にしてくれるものです。

聖書は、真実を知るのを妨げるのではなく、うそを信じさせられることを防いでくれます。

(Julie Ackerman Link)

神のみことばのフィルターを通してこの世を見れば、神と世についての真理が学べる。

神の絵

1年で聖書を!
◆ エレミヤ書17-20
聖書のみことば ヘブル12:3-11
 
主はその愛する者を懲らしめ、―ヘブル12:6

ある日、私の息子はオレンジ色のマーカーのふたを開け、父親の絵を描きました。まだ幼い彼が描いたのは、ひとつの丸の中に入った目と鼻と口が、二本の長い棒の上に乗っかっているものでした(息子によると、その二本の棒は足だそうです)。私は、幼い息子の努力を大いに褒めてあげましたが、彼の絵は、夫の特徴である青い目、頼りがいのある笑顔、そして白髪混じりの髪を描いてはいません。

しかし神は

1年で聖書を!
◆ イザヤ書16-18
聖書のみことば ローマ5:8-11
 
しかし私たちがまだ罪人であったとき、キリストが私たちのために死んでくださったことにより、神は私たちに対するご自身の愛を明らかにしておられます。―ローマ5:8

学生時代に通っていた教会のホワード牧師の礼拝説教の中に、「しかし神は…」という印象深いメッセージがあります。聖書の中にその類のみことばを見つけると、今でも教えられます。神は人間の生活の中に、神の義をもって介入されます。そのことを聖書は教え、私たちは励まされます。以下のみことばを味わいましょう。

素晴らしい創造物

1年で聖書を!
◆ 詩篇67-69

聖書のみことば 詩篇139:1-16

私は感謝します。あなたは私に、奇しいことをなさって恐ろしいほどです。―詩篇139:14

子どもの頃、「おまえはなんでそんなにバカなんだ」とよく言われました。私にやる気を起こさせようとして言ってくれたのですが、実際は、私の心に暗い影を落としていました。それが分かったのは、10代になったある日のことです。「バカ!」と言う声が背後から聞こえるやいなや、自分のことかしらと思ってすぐに振り向いてしまいました。

造られた目的を生きる人

1年で聖書を!
◆ Ⅱ歴代誌26-29
聖書のみことば ローマ12:1-2,9-18
 
そういうわけですから、兄弟たち。私は、神のあわれみのゆえに、あなたがたにお願いします。あなたがたのからだを、……生きた供え物としてささげなさい。―ローマ12:1

あなたが神に造られた目的を生きる人になりなさい。そうすれば、世界を情熱で動かすことができます。ウェストミンスター寺院で行われたウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんの結婚式で、司式者のロンドン司教は、シエナの聖カタリナの言葉を引用してこのように語りました。

最も偉大なこと

1年で聖書を!
◆ 士師記19-21
聖書のみことば マタイ22:34-40
 
「心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。」これがたいせつな第一の戒めです。―マタイ22:37-38

スポーツをして一番良いことは何でしょう。優勝、記録を打ち立てること、あるいは名誉を得ることでしょうか。大学バスケットボールの殿堂といわれるペンシルベニア大学のバスケットボール競技場「パレストラ」には、それにかかわる飾り版があります。

感謝の行動

1年で聖書を!
◆ 士師記9-12
聖書のみことば ミカ書6:1-8
 
主は何をあなたに求めておられるのか。それは、ただ公義を行い、誠実を愛し、へりくだってあなたの神とともに歩むことではないか。―ミカ書6:8

少年の私を誰よりも良く知っていたのは、私をキリストの救いに導いてくれたフランシス・アレン牧師です。彼は、悔い改めを強く迫る厳しい礼拝メッセージをよく語りました。しかし、ひとたび講壇を降りれば、神のやさしさを完璧に映し出すような温厚な方でした。

隣どうしに並んで

1年で聖書を!
◆ 申命記4-6
聖書のみことば 申命記6:1-9
 
これをあなたの子どもたちによく教え込みなさい。あなたが家にすわっているときも、道を歩くときも、寝るときも、起きるときも、これを唱えなさい。―申命記6:7

家族のアルバムの中に、娘が4歳のときの写真があります。家の羽目板を直している私の隣で、おもちゃのトンカチを手にしています。私たちは並んで働きました。娘は私の動作を逐一くり返し、真似をして、自分も家を直していると信じていました。