Month: 10月 2011

じゃあ、また

1年で聖書を!
◆ イザヤ書65-66
◆ Ⅰテモテ2
聖書のみことば Ⅰテサロニケ4:13-18
 
あなたがたが他の望みのない人々のように悲しみに沈むことのないためです。―Ⅰテサロニケ4:13

祖父は「さようなら」とは決して言いませんでした。まるで永遠の別れのように感じるからイヤなのだそうです。それで、帰省した私たち家族を送り返すときには必ず、家の前のソテツの並木道に出てきて、手を振りながら「じゃあ、また」と言っていました。

一つひとつの心に

1年で聖書を!
◆ イザヤ書62-64
◆ Ⅰテモテ1
聖書のみことば ピレモン1:12-22
 
もはや奴隷としてではなく、奴隷以上の者、すなわち、愛する兄弟としてです。―ピレモン1:16

クエーカー教の巡回説教師ジョン・ウールマンは、植民地時代のアメリカで、奴隷制度を廃止するために戦いました。彼は奴隷の所有者たちに、「人が人を所有物にしていることは、何と正義に反することだろうか」と、直接説いて回りました。ウールマンは、奴隷制度を撤廃させることはできませんでしたが、多くの奴隷たちを自由の身にすることができました。それは、一人ひとりの説得に成功していったからです。

神の御手が支える

1年で聖書を!
◆ イザヤ書59-61
◆ Ⅱテサロニケ3
聖書のみことば 詩篇37:23-26
 
主がその手をささえておられるからだ。―詩篇37:24

試練は物の見方をがらりと変えてくれます。最近、友人と話していて、そのことに気づかされました。この友人は、私たち夫婦と同じように、十代の娘を突然亡くしました。

未来に投資する

1年で聖書を!
◆ イザヤ書56-58
◆ Ⅱテサロニケ2
聖書のみことば マタイ6:19-24
 
自分の宝は、天にたくわえなさい。そこでは、虫もさびもつかず、盗人が穴をあけて盗むこともありません。―マタイ6:20

ホール・イン・ワンを決めて100万ドル(約8千万円)を獲得したとき、ジェイソン・ボーンはまだ大学生でした。このような賞金を浪費する人もありますが、ジェイソンは違いました。彼はプロゴルファーを目指していたので、これを自分が腕を磨く間の生活費とトレーニング費に充てたのです。この賞金は、ジェイソンの未来への投資という形で使われ、2005年度PGAツアーのB.C.オープン優勝という結果を出しました。今を楽しむのではなく、未来に投資するという彼の決断は正しかったのです。

パパは優しくなかった

1年で聖書を!
◆ イザヤ書53-55
◆ Ⅱテサロニケ1
聖書のみことば エペソ5:1-10
 
主は情け深く、あわれみ深く、―詩篇145:8

自宅で仕事をしている友人は、ある晩、書類を仕上げようとしていました。当時4歳の娘は、彼の机の周りでちょろちょろと遊び、あっちの物をこっちに動かしたり、引き出しを開けたり閉めたりして、仕事のじゃまばかりしていました。

試合中の品性

1年で聖書を!
◆ イザヤ書50-52
◆ Ⅰテサロニケ5
聖書のみことば Ⅱペテロ1:1-11
 
主イエスの、神としての御力は、いのちと敬虔に関するすべてのことを私たちに与えるからです。―Ⅱペテロ1:3

ニューヨーク市ブロンクス区にあるマリタイム大学のアメフトのコーチは、選手養成の基盤を「優れた人格」にしました。選手のジャージの背中には、各人の名前ではなく、「家族」、「尊敬」、「正直」、「品性」といった言葉が記されています。コーチのクレイトンは、常にこれらの信念に基づいてフィールドで戦うように選手を激励しています。

ウッドゥンのルール

1年で聖書を!
◆ イザヤ書47-49
◆ Ⅰテサロニケ4
聖書のみことば Ⅰコリント12:14-26
 
からだはただ一つの器官ではなく、多くの器官から成っています。
―Ⅰコリント12:14

ジョン・ウッドゥン氏は、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のバスケットボールチームの名コーチでした。彼は興味深い規則を作りました。それは、シュートを決めた選手はパスをくれた仲間に感謝の意を表す、というものです。時間の無駄ではないかという質問に、彼はこう答えました。「何も駆け寄ってハグをしなさいと言っているんじゃないよ。ただ、ちょこっと頭を下げて会釈すればいいんだ。」

感謝

1年で聖書を!
◆ イザヤ書45-46
◆ Ⅰテサロニケ3
聖書のみことば ローマ16:1-16
 
この人たちは、自分のいのちの危険を冒して私のいのちを守ってくれたのです。この人たちには、私だけでなく、異邦人のすべての教会も感謝しています。―ローマ16:4

私にとってデーブ・ランドレットは、「今日あるのは彼のおかげ」と言うことができる人です。デーブは2010年10月に天に召されましたが、私が大学時代にイエスを信じたとき、良き助言者であり、相談相手でした。彼は、私のために時間を割いてくれただけでなく、私が主に仕えることを通して学び、成長できるように、リスクを顧みずにチャンスをくれました。大学の賛美チームといっしょに各教会を回り、学生伝道者としてメッセージの奉仕をするというチャンスを作ってくれたのです。 そのおかげで私は整えられ、今も神のみことばを教える人生を歩んでいます。デーブは、私にとって神の選びの器でした。そして私は、彼に何度も感謝の気持ちを伝えることができました。このことを、とてもありがたいと思っています。

私たちの歩き方

1年で聖書を!
◆ イザヤ書43-44
◆ Ⅰテサロニケ2
聖書のみことば 申命記11:13-23
 
キリストが御父の栄光によって死者の中からよみがえられたように、私たちも、いのちにあって新しい歩みをするためです。―ローマ6:4

好きなテレビ番組に、「素敵に大変身!」というコーナーがあります。ふたりの女性が選ばれて、3時間かけて変身させられます。最新の髪型、メイク、そしてファッション。すっかり見違えるようになった彼女たちがカーテンの後ろから現れると、観客からはどよめきが起こります。時には、泣き出す友人や家族もいます。この後、本人はやっと変身した自分の姿を見るのですが、あまりの変貌ぶりに、これが自分だとは信じられないといった様子で鏡の中をじっと覗き込む人もいます。