死を考えることの力強さ
新年の計画や抱負について考えるとき、敬虔な先人たちのアドバイスがあります。それは、考えたくない事実、つまり、自分の死について考えてみなさいというものです。
永遠の手紙
ホビー・ロビーという手芸チェーン店の創設者の家族は、キリストを信じて生まれ変わった人たちです。社長のスティーブ・グリーン氏は聖書のみことばが大好きで、世界中の稀覯(きこう)本や古文書を集めた聖書博物館を建てたいと願っています。「聖書が何を語っているのか人々に考えてもらいたくて、聖書の話にまつわる博物館を作りたいと思っています。
境界線に感謝しよう
これまで多くの人々と出会いましたが、神の命令に従ったために人生がめちゃくちゃになったという人に会ったことはありません。ところが、自分の生き方を神の道に合わせて変えていくべきだと語ろうものなら、今は個人の自由は不可侵の権利という時代ですから、「権利を侵害している」と見なされてしまいます。
風と火
屋外で火をおこそうとしても、風が吹き消してしまうことがあります。ところが風は、火を燃やし続けようとするなら、それを助けてくれます。前者では、風は私のしたいことを邪魔する「悪い人」であり、後者では私を助けてくれる「良い人」です。
勝利の戦略
高校のバスケットボールチームのコーチを務めていたとき、大失敗をしたことがあります。数人の選手を対戦相手の偵察に行かせると、彼らは帰ってきて「簡単に落とせます」と言いました。私たちは自信過剰だったのです。その試合には負けてしまいました。どこかで聞いたような話ですね。ヨシュアがアイに差し向けた偵察隊が、敵の力を見誤った状況によく似ていると思います。
きよい手
あちこちで「手を洗いましょう」と書かれているのを目にするようになりました。このところ、私たちは病原菌やウイルスに攻撃されることが多いので、地域の保健所は、手洗いをおろそかにしないことが病気の感染拡大を防ぐ最善の方法だと訴えています。多くの公共の施設には、手洗い励行を促す案内だけではなく、消毒用ハンドジェルも用意されています。
神からのメッセージ
レイ・トムリンソンは1971年、人がコンピュータを介して対話する方法をいくつか試していました。彼はネットワークを通して、自分のコンピュータから別のコンピュータにメッセージを送ったのですが、これが世界で最初のEメールです。数十年経た現在、毎日10億通以上のEメールが送信されています。
恵みのとき
イギリスのケンブリッジにあるキングスカレッジの礼拝堂で行われるクリスマス・イブ礼拝は、BBCラジオで生中継されますが、私は毎年それを聴くことを楽しみにしています。「9つの朗読とキャロルの祭典」と呼ばれるこの礼拝は、聖書朗読、祈り、そして賛美から成る非常に感動的な礼拝です。ある年、壮大な礼拝堂を出ていく会衆の姿を表現したアナウンサーの言葉にはっとさせられました。
平和なクリスマス
マシュー・リットは著書の「クリスマス1945」で、第2次世界大戦が終結した後、平和になったアメリカで初めて祝われたクリスマスの出来事を記しています。ニューヨーク・デイリーニュースは、ニューヨーク湾に海軍の艦隊が来訪すると告知しました。「12月25日のクリスマスには、戦艦4隻、航空母艦6隻、巡洋艦7隻、そして駆逐艦24隻から成る巨大な船団が現われる」と記されていました。