フェイスブックに「怖くてたまらない」と10代の女の子が投稿しました。彼女はもうすぐ遠い町の病院に入院して検査を受けます。健康状態が非常に悪く、医者がその原因を突きとめてくれることを不安の中で望んでいました。

私たちの中にも、思いがけない不幸に見舞われて言い知れない恐怖を感じた人が、年齢にかかわらず、たくさんいることでしょう。そんなとき、どこに助けを求めたらよいのでしょう。聖書からいただけるのは、どんな安心、どんな勇気でしょう。

神が私たちの試練をともに歩んでくださるという現実は、希望を持ちつづける助けになります。イザヤ書は「あなたの神、主であるわたしが、あなたの右の手を堅く握り、『恐れるな。わたしがあなたを助ける』と言っているのだから」(イザ41:13)と語ります。

また、神に苦しい胸の内を祈るなら、神は言葉では言い表せない平安をくださり、私たちの心を守ってくださいます(ピリ4:6-7)。

私たちは片時も離れない神の臨在に希望を見出します。怖くてたまらないときでも、すべての考えにまさる神の平安によって(7節)、助けていただくことができます。