励ましのささやき
その若者はそわそわしています。飛行機の窓に目をやったり、離したり…。目を閉じて深呼吸し、冷静になろうとしましたがダメでした。飛行機が離陸すると、彼は身体を前後に揺すりました。中年の女性が通路を挟んで座っていました。彼女は若者の腕に手を触れて穏やかに話しかけ、小声で名前や出身地を尋ねたり「大丈夫よ」とか「十分、落ち着いているわ」などと言ったりしていました。この人は彼の様子に憮然としたり無視したりすることもできました。しかし、話しかけることにしたのです。小さな親切です。3時間のフライトが終わると、若者は「ありがとうございました。本当に助かりました」と言いました。
不思議に焦点を
世界を見て悪い部分ばかりが目に留まることがあります。しかしナショナルジオグラフィック誌の写真家、デウィット・ジョーンズ氏は、世界の良い部分を撮影して共に喜ぼうとしています。彼は、一条の光が差し込んだり、見方が変わったりして、元々あるのに気づかれなかった素晴らしい面が現れるときを待ちます。そして自然や人間のごく平凡な表情の内に潜む美しさをカメラで捕えるのです。
あらわにされる
少年時代、父が畑を開墾しているのを見ました。まず、鋤がかき出した大きな岩を運び出し、その後、何度も何度も鋤で土をかきます。すると前より小さな石が表に出て来るので、それを捨てます。この工程を何度も繰り返し、畑を作っていくのです。
祈りを贈る
ローラは「病気の弟のために教会の皆さんが祈ってくださるまで、私は祈りがどれほど大きな贈り物か理解していませんでした。皆さんの祈りは言葉で表せないほどの慰めでした」と言いました。彼女は涙ながらに、私たちの教会が、がんと診断された彼女の弟のために祈ってきたことを感謝しました。そして、その祈りが、彼女の弟に戦う力を与え、家族全員が励まされていると言いました。
イエスの復活
イースターは十字架と復活の実話です。その歴史が今の私たちとどう関わるのかを学びましょう。
協力しよう
なぜ、わざわざお金を払って、垂直の壁を登り、泥の中を進み、水が流れ落ちる垂直パイプの内側をよじ登るといった何キロもの障害物競争に、毎年500万人もの人が参加するのでしょう。自分の限界を試すため、恐れを克服するため、と言う人たちがいる一方で、その魅力は、競争する者同士が互いに助け合い支え合う協力だと言う人もいます。このコースを「無批判ゾーン」と呼んだ人がいます。レースを走り切るために見知らぬ人たちが協力する場所だからです(ステファニー・カノヴィッツ、ワシントン・ポスト紙)。
「しかし」という信仰
悲観的な性分なので、ついつい否定的な結果を想像しがちです。ひとつの仕事につまずくと、他の仕事も失敗するような気がします。そして、柔軟体操をしていても、いつまでも身体は固いままだろうとか、事もあろうに、自分は何ひとつできないひどい母親だなど、全く無関係なことにまで論理の飛躍が生じます。ある分野の失敗が、多くの分野の感情を無意味に左右してしまいます。
恥じない忠誠心
スポーツファンは、ひいきのチームの応援歌を歌うのが大好きです。ロゴ付きの服を着たり、グッズを持ったり、試合のことを話題にしたりします。私の帽子やシャツ、そして会話から、私がデトロイト・タイガースのファンであることは明らかです。
イエスの復活
イエスは私たちの罪の代価を支払ってくださいました。私たちが今日を本当の自分らしく生きられるかどうかは、このイエスの十字架の死と復活が「私のため」と受け入れるかどうかにかかっています。このプランを用いて、神の「アメージング・グレイス」を深く味わいましょう。