Category  |  キリストの生誕

ともにいる神

マタイの福音書でキリスト降誕の記述を読んでいると、15世紀のケルト人、聖パトリックの賛美歌が心に浮かびました。「キリストは私とともに、キリストは私の前に、私の中に、私の下に、上に、右に、左に…。」それは暖かな抱擁のようで、私は決してひとりではないと再認識しました。

たましいの聖夜

多くの人に慕われている「きよしこの夜」が世に出るずっと前に、ポーランドの司祭アンゲルス・シレジウスが次のような詩を書きました。

クリスマスを過ごす家

ある年のクリスマス、私は出張で辺境の地にいました。黒海から吹き付ける寒風の中、とぼとぼと宿舎に戻り、本当に家が恋しくなりました。しかし、部屋の扉を開けて驚きました。ルームメイトの趣味の最新作が完成したのです。それは、きらめく光の粒をまとった高さ50センチほどの陶器のクリスマスツリーで、暗い部屋を照らしていました。一瞬、家に戻ったように感じました。

極端な行い

数年前、混雑するシカゴのユニオン駅で友人の幼い息子が迷子になり、ひどく慌てました。母親は息子の名を大声で呼びながら来た道を引き返し、エスカレーターを駆け上りました。数分が数時間にも感じられましたが、幸い、人ごみの中から息子が現れ、母親の腕の中に飛び込みました。

英雄以上のお方

世界中のスターウォーズファンがエピソード8「最後のジェダイ」の公開を待っています。同時に、この映画が1977年の初公開以来、なぜこれほど成功するのか分析する人も絶えません。CNNマネーの記者フランク・パロッタは、多くの人が新しい希望と善の力を現す英雄を求めていると語ります。

団地のクリスマス

近所の団地にはおよそ230世帯が住み、それぞれの生活を営んでいます。10階に住む高齢の女性は、子どもたちが独立して以来、一人暮らしです。その少し先には若い夫婦とふたりの子ども(男の子と女の子)が住んでいます。少し下の階には、若い軍人が住んでいます。以前、教会に来たことがあり、クリスマス礼拝の日にまた来るかもしれません。私は昨年のクリスマスに教会の仲間たちとクリスマスキャロルを歌いながらこの団地を回って、彼らと知り合いました。

待っている

子どもたちは幼い頃、クリスマスまであと何日かと繰り返し尋ねました。家にはアドベント・カレンダーがあって答えは明らかでしたが、彼らはその日を待ち焦がれていたのです。

時間通り

そのうち私は『時間どおり』という本を書くつもりだ、と冗談を言います。私がよく遅刻することを知っている友人たちは笑いますが、遅れないように努力はしているのです。自分では、遅刻の原因は楽観だと思います。つまり、今回は前より短い時間で準備できると、楽観してしまうのです。ところが、結局できなくて、遅刻したことを謝らなければなりません。

すべての人の喜び

シンガポールで行われたキリスト教出版に関する国際会議の最終日、50ヶ国から出席した280人の参加者は、集合写真の撮影のためにホテルの庭に集まりました。二階のバルコニーから何枚も写真を撮り、これで終わりだと告げられました。すると誰かが、「感謝だ!」と喜びの声を上げました。また、それに合わせるようにクリスマスソングを口ずさむ人があり、人々は次々にその輪に加わりました。