私たちの優しい救い主
山火事の現場で自然保護官が子熊を助け、安全な場所に移しました。そして放そうとすると、子熊は小さな後ろ足で立ち上がり、保護官のふくらはぎにしがみつきます。優しく引き離そうとしましたが、口を開け、必死の形相で、よじ登ったり、引っかいたりして、彼の腕の中に戻ろうとしました。そして、ついに腕にぶら下がると、保護官はその求めに折れて、ふわふわの頭をなでてあげました。
立ち上がる力
ニューオリンズ美術館で、使用済みペットボトルを使ったカラフルなアート作品を見学しました。ガイドは、その素材が使われた背景について、こう説明しました。「大きな災害の経験を通じて、私たちは、今あるものを活用して美や喜びを創作することを学びました。苦難に着目するだけでなく、そこから立ち上がる力(レジリエンス)を喜び祝うのです」
痛みの役割
人間の脳は1.2から1.5kgと非常に小さい器官ですが、ストレスにより、さらに小さくなるそうです。最近の研究によると、ストレスの蓄積で前頭前皮質が萎縮するといいます。この部分は、感情や衝動、社会性をつかさどっており、萎縮は、不安やうつ病につながります。これは、長年のストレスが与える悪影響を示しています。一方、朗報は、脳には可塑性(しなやかさ)があり、運動や瞑想、質の高い人間関係によって、再生・再編する、ということです。
敬虔な感謝
ある年の感謝祭に実家に電話して、一番の感謝は何かと、母に尋ねたことがあります。彼女は「3人の子ども全員が、主の御名を呼び求めるとはどういうことか分かっていること」と言いました。母は教育熱心でしたが、彼女にとって、学業優秀だったり、自立した生活を営んだりということ以上に、価値あることがあったのです。
待つ中で生まれる希望
米西海岸に住むアリダは2020年にDNA検査を受け、東海岸に住むある男性とかなりの確率で一致していると分かりました。その後、昔の新聞記事から、その男性は行方不明だったアリダの叔父のルイスだと判明しました。彼は1951年、6歳の時に公園で誘拐されて以来、行方不明でした。しかし、二人のDNA検査のおかげで、ルイスは、70年の時を経て、血のつながった親族と再会したのです。アリダは語ります。「私たちの話が世に出ることで、助けられる家族があるかもしれません。どうぞあきらめないで」
イエスと共に生きる
医師のンティジミラは、看取りの医療を母国ルワンダの貧困地域で行いなさいと、神に言われたように感じました。同僚たちは、あの場所で終末期医療をする価値はない、「彼らはすでに希望のない人たちだから」と言いました。しかし、患者とその家族にとっては、彼の存在自体が希望でした。ンティジミラは、イエスの死と命が、死生観を変えると確信していました。主の死が真の命の源だからです。彼の活動は、この確信を土台にしていました。
イエスが土台のつながり
人生が8分で変えられるでしょうか。無縁社会とさえいわれる今の世の中ですが、作家のジャンシー・ダンは、「8分の電話」を提唱します。こんな短時間でも電話で会話していれば、家族や友人と疎遠にならずに済むと言います。週に2、3回、数分の会話を電話ですると、うつや孤立感、不安が軽減される、という研究結果もあります。また人間関係における小さな調整が、自分や相手の幸福感に大きな影響を与えるという別の専門家の研究もダンは引用しています。
鉄による研磨
プロジェクト・マネージャーのルイーズは、副業で引き受けた仕事にうんざりしていました。クライアントもデザイナーもマイペースすぎます。どうしてこうなるの、と忍耐が試されているようでした。しかし、数週間が経ったころ、箴言27章を読んでいて17節に目が留まりました。「鉄は鉄をもって研磨する」
祈りの姿勢
ジミーは長年の持病のために痛みがひどくなっていました。毎朝、聖書を読んで黙想し、祈りをささげる習慣を続けたいと願っていましたが、右を向いても左を向いても、どんな姿勢で座っても、体がひどく痛みます。ついにやけを起こして椅子を降り、膝を折ってしゃがみ込みました。すると、このひざまずく姿勢が、ひどい痛みを和らげてくれたのです。その後、ジミーは毎朝、ひざまずいて神と時間を共にしました。祈りをささげている時は、心地良いとさえ思いました。