アイデンティティー
その人はまず、道具箱を選び、そして釣り道具一式を選んでレジに行きました。店主が釣りの経験を尋ねると、ないと答えたので、救急セットも購入するように勧めました。その客は、支払いを済ませて釣りに行きましたが、まったく釣れず、釣り針で指を切っただけでした。
主の臨在の中に
駐車場に向かって歩く母親の手を振りほどき、4歳のザンダーは教会に戻ろうと駆け出しました。母が追いかけて来て言い聞かせましたが、ついに断念して、息子を抱き上げました。ザンダーは泣き出し、彼女の肩越しに教会に向かって手を伸ばしました。
力強く愛のある
エクアドルのサンガイ山が2020年に噴火したとき、BBC放送は、噴煙は地上1万2千メートルまで達したと報じました。火砕流は、800平方キロ以上の土地を覆いました。火山灰で視界は悪くなり、息苦しさを訴える人もいました。農夫のフェィシアノ・インガは、エルコメルシオ新聞に「空が暗くなって怖くなりました。どこから灰が来ているのか分からなかったのです」と語りました。
何ものも引き離せない
プリスの父は牧師でしたが、神の求めに応じて一家で辺境の地に行き、以前は家畜小屋だった廃屋に住みました。幼い頃、藁ぶき屋根から雨水がこぼれ落ちる中、床に座ってクリスマスの賛美をささげたと言います。父は「貧しいからといって、神に愛されていないわけではないよ」と語りました。
神の創造の不思議
夫婦でいつもの散歩をしていると特別な春の風景に出会いました。近所の川に浮かぶ丸太の上で5、6匹のカメが甲羅干しをしていたのです。そんな光景をずいぶん見ていなかったので、カメが戻って来たことに驚きました。嬉しくて、神の創造の御業を賛美しました。
良い知らせ
ヒトラーの統治が欧州に広がる1941年、小説家スタインベックは、執筆の依頼を受けて『月は沈みぬ』を書きました。これは悪辣な侵略者と闘う平和な国の人々の物語で、地下組織で印刷され、占領された国々で密かに拡散されました。援軍の到着を信じて、小説の登場人物たちのように自由のための闘争をつづけることを鼓舞したのです。スタインベックはこの小説を通して、ナチス支配下の人々に解放は近いという良い知らせを届けました。
ひとりじゃない
南カリフォルニアのキリスト教団体のオンライン研修会にログインしました。参加者が挨拶を交わす中、コロラドから講師として参加した私は、知らない人ばかりの中で、よそ者のように感じました。しかし、私の教会の牧師や旧知の友人の顔がスクリーンに表れると、もうひとりではありません。神が助けを送られたようでした。
イエスの本物の弟子
クリスチャン・ムスタッドは、所有していたゴッホの風景画を収集家のオーギュスト・ペルランに贋作だと言われ、50年間、屋根裏に放置していました。彼の死後、何度か再鑑定されましたが、贋作という評価はくつがえりませんでした。しかし、2012年、専門家がコンピューターでカンバスの糸を調べると、ゴッホの他の作品と同じカンバスからそれが切り取られたと分かりました。ムスタッドは、当初から、本物を所有していたのです。
主をほめたたえよ
アメリカ中西部の蒸し暑い夏、1週間の弟子訓練会議の参加者たちは、最終日に訪れた涼風を心から歓迎しました。天候の変化と会議中に成された神の驚くべきみわざに感謝して、数百人が声を合わせて賛美しました。多くの人が、神に心から歌う解放感を味わい、各々の心、たましい、身体、思考を、神にささげました。数十年が経った今も、あの時の神を賛美する純粋な喜びとその不思議を忘れることはできません。