Category  |  キリストのように生きる

良いものまね

教会の礼拝で子どもたちにメッセージをする先生が、今日はものまねをしようと言いました。「さあ、準備はできた?まず、にわとり ! 」すると、子どもたちはパタパタと腕を動かし、クワッ、クワッ、コケコッコーと鳴きました。次は「象」、「サッカー選手」、「バレリーナ」。そして最後は、「イエスさま」でした。多くの子どもが戸惑う中、一年生の子が両手を広げ、満面の笑顔で人を歓迎する姿勢を取りました。大人たちは、拍手喝采しました。

木彫りのアヒルを作る方法

私たち夫婦は1995年、バージニア州でフィップス・フェスタス・ボーンに会いました。彼は2002年に亡くなりましたが、木彫りの匠で、その作品は本物そっくりです。ボーンは言いました。「アヒルを彫るのは簡単です。まず、木片を見ます。そして、アヒルの姿を頭に入れ、木片からアヒルではない部分を削るのです。」

優しい影響

米国第26代大統領(1901-1909)になる数年前、セルドア・ルーズベルトは、長男が病気だと知らされました。回復していきましたが、病気の原因を聞いて打ちのめされました。医者は、息子が「燃え尽き症候群」で、その原因は父だと言いました。虚弱な少年だった父は、英雄的な戦士になるという理想を息子に押し付け、プレッシャーをかけていました。それが病気の原因だというのです。これを聞いて、ルーズベルトは優しくなる約束をしました。「息子の心身のどちらにも、もう決してプレッシャーをかけない」と言いました。

名誉ある生き方

名誉あるべき下院議員のほとんどは、実は恥さらしである。このように演説で語り注目を受けたのは、ある国の国会議員です。人々から尊敬される彼は、議員たちの常習化した横領や横柄な態度、また下品な言葉使いなどの悪行を挙げて、彼らを強く非難し、改心するように迫りました。しかし予想通り、下院議員たちはその発言を退け、むしろ彼を非難しました。

生き方という遺産

小さな町のホテルに滞在したとき、道の向こう側の教会で、集会が行われているのに気づきました。教会はすし詰めで、立ち見どころか歩道まで、老いも若きもあふれる人だかりです。ふと、道路脇に霊柩(れいきゅう)車が止まっているのに気づき、それは葬式だと分かりました。あんなに人が多いのだから、地元の名士、つまり裕福な実業家か有名人だろうと推測しました。そして好奇心から、「すごい数の参列者ですね。この町で有名な方だったのですか」とフロント係の人に尋ねました。

間違った蹄鉄

ナポレオンが200年前、ロシア帝国に破れたのは、ロシアの厳しい冬のせいでした。ことに、馬に夏用の蹄鉄(ていてつ)をつけていたことが問題でした。これらの馬は冬の凍った道で、滑って転んで死んだのです。馬は物資を積んだ馬車を引いていたので、物資の調達が滞り、強力な40万人の軍隊は1万人に減ってしまいました。ちょっとした不注意が大惨事を引き起こしました。

意外性

夫婦でアメリカ南部を旅行しました。暑い真夏の昼さがり、アイスクリームを買った店の壁に「スノーモービル絶対禁止」という看板がありました。その意外性に思わず吹き出しました。

愛の言語

宣教師としてメキシコに来た祖母は、スペイン語の修得に苦労しました。あるとき、市場で自分の買い物リストを見せ、「二つの言語で書かれています」と言いました。ところが、それを聞いた肉屋さんが、彼女は牛タンを二枚買いたいのだと勘違いしました。英語の「舌」には、「言語」という意味があるからです。家に帰って包みを開くとタンが出てきました。それを料理したことがないので、祖母は途方にくれたそうです。

心を強くする

長年通っていた近所のジムが、先月閉まってしまい、別のところに通い始めました。前いたところは温かい雰囲気で、おしゃべりをしながらトレーニングをする人が多かったので、汗をかくことが無いくらいでした。しかし、今度のジムは、真剣に身体を鍛えようとしている人ばかりです。激しいトレーニングと緊張感…。彼らの身体は確かに屈強です。しかし、心の方はどうでしょう。恵みで強められているでしょうか。