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静かな畏敬の念

私の生活は慌ただしいと常々感じています。会議から会議に移り、折り返し電話を繰り返し、延々と続く「やる事メモ」をつぶしていきます。ある日曜日、疲労困憊で庭のハンモックに倒れ込みました。スマホは家の中、夫も子どもたちも家にいました。最初はほんの少しだけのつもりだったのに、その静けさの中には、留まりたいと思わせる数々のものがありました。きしむハンモックの穏やかな音、ラベンダーの周りを飛ぶ蜂の音、鳥の羽音も聞こえました。空は抜けるような青さで、白い雲が風に乗って流れています。

止まれ

私は友人と波の音がする砂浜に座りました。夕日が遠くに沈む中、伸ばした足の先に波が寄せては返していきます。彼女は微笑んで「海が好きよ。波が動いてくれるから。私は動かなくていいもの」と言いました。何という発想でしょう。多くの人たちは止まりたくても止まれないというのに…。

休息する日

ある日曜日、私はロンドン北部の住宅街を流れる川べりに立ち、水のせせらぎや鳥の鳴き声に耳を傾けていました。街中に住みながら、このような美しい光景を楽しみつつ、ゆっくりリラックスできるのは嬉しいことです。私は、たましいに休息とうるおいを与えてくださる主に、感謝の祈りをささげました。

恩寵のリズム

友人夫婦は90歳代で、結婚して66年になりますが、家族のために自分史を書きました。最終章「父と母からの手紙」には、彼らが学んだ大切な教訓が記されています。そのひとつはこうです。「キリスト教は忙しくて疲れると感じるなら、それは宗教活動でありイエスと親しく交わっていることではありません。キリストと歩むなら疲弊しません。生気を回復し、人生に活力が与えられます」(マタ11:28-29)。

走ることと休むこと

トレイルランの米国選抜チームの元メンバー、トミー・マニングが、休養の重要性を訴える記事が目に留まりました。彼は運動後の身体には休養と回復が必要であると強調します。生理学によると、トレーニングの効果が身につくのは休養している間なのだそうです。マニングは「つまり、鍛錬と休養は同様に重要だ」と語ります。

あなたの荷を下ろしてください

田舎で軽トラックを運転していた人が、重い荷物を背負った女性を見かけました。車を止めて乗っていくよう勧めると、彼女は感謝して荷台に乗り込みました。ところが奇妙なことに、女性は車に乗ってもまだ、重い荷物を背負っているのです。運転手は言いました。「お願いですから、荷物を下ろして、ゆっくりしてください。このトラックは、あなたも、あなたの荷物も運べます。」

たましいの安らぎ

コンサートに来たというのに、やっかいな問題が頭から離れず、落ち着くことができません。しかし感謝なことに、それは長くつづきませんでした。美しい賛美歌に心が触れられていったからです。男性のアカペラ合唱団が、讃美歌298番「安かれわがこころよ」を歌いました。その歌詞を聴き、神だけが与えてくださる平安に思いを巡らしていると涙があふれてきました。

走れ、走れ!

目覚まし時計が鳴りました。もう朝です。長い一日の始まりです。仕事、会合、人の世話…。やらなければならないことが山ほどあります。あなたに限ったことではなく、私たちの多くは、走れ、走れと毎日、馬車馬のように追い立てられています。

驚くべき愛

旧約聖書の史実の中で、最後の一大事はエルサレム帰還です。神は捕囚の民をエルサレムに帰らせ、再び住まわせてくださいました。人々は故郷に戻り、神殿を再建し、城壁を修復しました。このことはエズラ記とネヘミヤ記に記されています。