尊い旅立ち
彫刻家リズ・シェパードの2018年の作品「待つ」について、「人生の尊く超越的なものを喚起させる」と、ボストングローブ紙が評しています。死にゆく父の枕元で過ごした時にインスピレーションを得たという作品は、切なさ、喪失の虚しさ、愛する人に手が届かないというはかなさを伝えようとしています。
誰が勝つか分かっている
私の上司は、ある大学のバスケットボールチームの大ファンです。その大学が全米選手権で優勝したので、部下のひとりがお祝いの メッセージを送りました。ところが、上司は決勝戦のビデオをまだ見ていなかったので、結果が分かってか、拍子抜けだと言いました。しかし、スコアが拮抗しても安心して見ていられるとも言いました。どちらが勝つか分かっていたからです。
すべてが新しい
私は車いじりが好きなので、よく近所の解体屋に出かけます。そこは、過去の自慢のなごりの間を風が音を立てて吹き抜けていくような、わびしい場所です。ねじ曲がったり、用済みになったりした数々の車の間を歩いて、ふと一台に目が留まると、現役時代にはどんな冒険をしたのだろうと思いを馳せたりします。一台一台が過去への入り口であり、語るべき物語があります。逃れられない時の流れと最新モデルに憧れる人々についてです。
イエスにお目にかかりたい
ある女性の告別式で説教壇から祈りをささげていると「先生。イエスにお目にかかりたいのですが」(ヨハ12:21)と記した額が目に入りました。今、見送る人の人生に、私たちがイエスを見ていたことを思い出し、何と相応しいみことばかと感動しました。彼女の人生には困難も挫折もありましたが、その信仰は揺らぎませんでした。神の御霊が彼女の内に住んでいたので、私たちは彼女にイエスを見ました。
天の宝
子どもの頃、私たち姉妹は、ヒマラヤ杉の収納箱の上に並んで座るのが好きでした。その中には、毛糸のセーターや、祖母が刺繍したり、かぎ針で編んだりしたものが保管されていました。ヒマラヤ杉には防虫効果があるので、母は大切なものをその中にしまっていたのです。
安らかな住まいの約束
世界の難民の数は今日では6,500万人に上るそうです。紛争や迫害のために母国を追われた人の数は史上最大です。国連は各国の首脳に難民の受け入れを要請しています。すべての人が住まいを得て、すべての子どもが教育を受け、すべての大人が有意義な仕事に就けるように促しています。
私たちの欲しいもの
ある老人が「馬車の時代から人が月に行く時代まで生きたのに、人生はずいぶん短いものだ」と話したそうです。それで人は永遠のいのちを求めます。その結果、イエスを信じるのは良いことですが永遠のいのちについてどれほど理解しているでしょう。
素晴らしい招待
色々な招待のメールが来ますが、退職者のための投資セミナーや生命保険の説明会などへの招きは即、ごみ箱行きです。しかし、旧友の集まりには喜んで参加する旨の返事をしました。
永遠の救い主
世界最高齢のジェラレアン•タリー氏は、2015年6月、116歳で亡くなりました。エルサレムは1995年に建国3千年を祝いました。人は116歳、町は3千年で長生きだと言われますが、樹木ならば、もっと長寿です。カリフォルニアのホワイトマウンテンに生息するブリッスルコーン•パインは、推定樹齢4800年以上で、族長アブラハムの時代の800年前から存在しているのです。