悔い改め
友人が結婚の誓いを破り、家族を傷つけました。そして、妻に赦(ゆる)してほしいと言うのです。私は、口先の謝罪だけではダメだと言いました。彼女に対する愛を行動で示し、罪に無頓着な態度と決別しなければならないと。
結婚に例えると
私たち夫婦は結婚して22年。時々、うまくいっていることが不思議だと思います。私は作家で言葉を、妻は統計学者で、数字を扱います。私は美しさ、彼女は機能性を重視します。妻は待ち合わせに早めに来ますが、私は時々遅れます。美術館に入って20分、私は最初の部屋にいますが、彼女はもう、下のカフェで待っています。そんなわけで、忍耐を学ぶ機会を互いに与え合っています。しかし、共通点もあります。ユーモアを愛し、旅行が好きです。人生の土台は同じ信仰で、選択肢や妥協点を探るべきときは共に祈ります。土台が共通だと違いは益になります。双方の性格の違いを用いることで、私たちは共に成長して来ました。
キリストが完結させる
ある有名な映画の話です。主人公は仕事で成功の階段を上っていましたが、結婚生活は破綻寸前でした。彼は妻の心をつなぎ止めようと、彼女がいなければ、自分は完結しないと言いました。この考え方の起源はギリシャ神話です。それによれば、私たちは皆、半分であり、もう半分を見つけて完結するというものです。
互いのために造られた
ステラが「夫の世話をします。彼が喜ぶと嬉しい」と言うと、メルルも「彼女がそばにいると嬉しい」と答えます。結婚して79年、101歳と95歳の夫婦です。施設に入って落ち込んだメルルを、妻は自宅に連れ戻しました。彼女は歩行器が必要ですが、夫のためにできることを喜んでします。ひとりではできないことは、孫や近所の人たちが助けています。
求められている
ロンとナンシーの夫婦関係は破綻寸前でした。不倫したナンシーは、神の前に罪を認めましたが、みこころに従い夫に謝罪するには葛藤がありました。しかし事実を打ち明けると、ロンは離婚ではなく、悔い改めたことを証明し信頼を取り戻させて欲しいと、やり直すチャンスをくれました。神はふたりの結婚生活を奇跡的に守られました。
驚くほどの正直さ
牧師が教会役員のひとりを指名して、礼拝のために祈ってくださいと言うと、彼は「申し訳ありませんが、教会に来る途中、夫婦喧嘩をしていたので、今祈れる状態ではありません」と答えました。会堂には何とも気まずい雰囲気が流れましたが、牧師が祈って礼拝は進みました。牧師は、祈る人を抜き打ちで指名することは二度としないと心に誓いました。
黄色いレインコート
まず目に留まったのは黄色いレインコートでした。茶色の長い髪をした可愛い新入生に、私の心はときめきました。私は勇気を出して、郷里から届いた手紙を読みながら歩いている彼女に話しかけ、ぎくしゃくしながらも、何とかデートに誘いました。断られるかと思いましたが、驚いたことに承諾してもらえました。